「つくる」暮らし
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たねのおはなし
初めまして 桑原です。
農園設立に込めた思いは昨日、すべて高谷くんが、お話ししてくれたので
私の初めての出番の今日は、弊農園の種に対する思いについてお話したい
と思います。

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画像は千葉時代から大切に自家採種してきた種たちです。
手前の茶色の種が、パンやうどん、小麦粉にして大活躍の「小麦」
その上の小さく黒い粒は「ナタネ」 菜種油を絞るための品種。
その奥が、千葉の地元の人が大切に繋いできた大豆。
最後が師匠から分けていただいた、淡く甘く優しい味の黄色のまくわ瓜。

まだまだたくさんありましたが、そのほとんどを千葉においてきました。

私たちは、自家採種を基本としています。
自然との調和のなかで、野菜やお米を栽培していこうとしている我々にとって
ここ蒜山の気候や土に合った種にしていくためにも、自家採種は必須となっています。

この地で暮らし、そして老い、次の世代に引き継いでいく。
その生活の中で、農産物を栽培する。
種を撒き、花を咲かせ、実を着け、その一生が終わる。そして、また、その次の世代の
種を撒く。種とともに暮らしていく。そんな生活の中で生まれたお米や野菜を食べて
暮らす。それが、私たちが求める最高の贅沢であり、幸せな食事だと思っています。

農協やホームセンター、町の種苗店では、ほとんどの種がF1種(一代交配種)であり
また、一部では遺伝子を直接操作した種も認可されようとしています。
これらの種の危険性については、固定種の種を専門に扱った野口種苗研究所の
野口さんの著書やお店のホームページで詳しく述べられています。

安全性や、環境への影響など、その是非について、私たちは議論に加わるほどの
知識やデータも持ち合わせてはいません。
でも、安全か?危険か?を問う前に、自然の恵みを受け、自然と共存していかなけれ
ばならない。いや、人間という存在も、自然の一部であることを考えれば、どのような
種から生まれた食物を食べた方が心身にとって良いのか、おのずと答えは出ている
気がします。

流通の都合や、規格的な形の揃い、耐病性など、経済性を優先するのか?
種の問題に限らず、私たちの身の回りの事、すべてのことに、共通した選択では
ないでしょうか?
自分の幸せ、本当に満足できる人生を考える。それを考えたとき、持続性の無い
ことや、次世代にツケを残すことが、自分の人生にとって、意味があることなのか?

危険性や、安全性を問題にする前に、そもそも、その技術は本質的に必要なこと
なのか?自然との調和はとれているのか?我々の基本テーマの一つです。

桑原広樹
by hiruzenkougei | 2012-06-18 21:35 | 考えごと
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