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水田のロケーション
こんにちは。
今日は蒜山耕藝の水田、田んぼがどんな場所にあるかのお話。

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岡山県には県民誰もが知っている三大河川があります。
東から順に「吉井川」 「旭川」 「高梁川」です。

そのうち岡山市街地、あの後楽園の脇を流れて瀬戸内にそそぐ「旭川」の水源地がここ蒜山なのです。我々が蒜山に移り住んだの大きな理由の一つとして、ここの水の良さにあります。
累積積雪が2mを越える降雪量を背景とした豊富で清涼な水がここにはあります。

もともと畑を探して蒜山にやってきた私たちですが、この水を見て稲を栽培しないわけにはいかない。ということで、水稲を始めたわけです。四苦八苦しながらも、その奥深さと面白さに高谷君はハマってしまったようです。

そのような、自然環境に恵まれた私たちの農園なのですが、そのなかでもとびきり素晴らしい環境の田んぼがいくつかあります。

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↑この田んぼは左右を林に挟まれています。日照的にはあまり恵まれていませんが、他の田畑や住居からの排水が全く入り込まない、山からの清流をそのまま引き込んでいる圃場です。このような田んぼが私たちの圃場の6割ほどあります。

米の品質を決めるのは水や空気だけではないと思いますが、大きな要因を占めるであろうことは、だれでも認めるところではないでしょうか。とくに私たちの取り組む「自然栽培」は、日と水と土でつくると言われるように、圃場には何も入れません。水も全く汚しません。源流域で栽培するにもっともふさわしい栽培法だと思います。私たちの暮らす地域から流れる水が下流域の人々の生活に使われる。水道水にもなるのです。水源地に暮らすものとしての責任も感じます。

清涼さとひきかえに水は飛び切り冷たいです。この酷暑が続く時期でも、手を数分も浸しておくことができません。特に育苗と田植え直後の水管理に非常に神経を使います。初期生育の遅れや障害は、減収量や病気の要因となります。今は出穂期、病気の兆候が出かかっていますが、今年の梅雨明け後の好天に恵まれて、なんとかここまでは順調に来ています。

あとは私たちの取り組み次第。言い訳はできません。みなさんにおいしい源流のお米をお届けできるよう、残りの一か月。稲クンたちに寄り添って登熟を見守っていきたいと思います。

桑原広樹
by hiruzenkougei | 2012-08-15 00:34 | 蒜山の風景
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