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お米の紹介 <亀の尾>
お米の販売開始とともに早速ご注文を頂き本当にありがとうございます。

まだそれぞれの品種の紹介もしていないのに注文して頂けたこと、正直ちょっと驚いています。
ほんとだったら先に紹介すべきだった品種の紹介を今日から少しずつしていきたいと思います。

ということで、今日取り上げるのは「亀の尾」です。
正確には「亀の尾4号」。
先輩の自然栽培農家さんがずっと種を取っていたのもを分けて頂き、今年蒔きました。


d0262262_19252510.jpg



亀の尾の田んぼ。とても素敵な場所です。



蒜山耕藝のお米のなかでも一番知名度が低いのはこの亀の尾でしょう。
この亀の尾、元を辿れば100年以上前の明治30年くらいまで遡るとても古い品種です。
山形県の篤農家・阿部亀治氏によって育成され、良食味の品種としてとても重宝されたと言います。ただ、背が高く倒伏しやすいため増産指向の時代に合わずほとんど作られることがなくなってしまいました。


詳しい話はともかく、蒜山耕藝が亀の尾をつくる一番の理由は「美味しい」から!
漫画「夏子の酒」のモデルとなるくらいの酒造好適米なのですが、普通に食べてもとても美味しい。

粒がしっかりしていてさっぱりしているけど甘みがあって香りも良い。
冷めてもとても美味しく食べられるのでおむすびにもお勧め。


一見、良いところだらけの亀の尾ですが栽培はとても難しいのです。
非常に背が高いので肥料をあげてなくても倒伏しやすいく、病気に弱いのです。
種を譲って頂いた先輩農家さんからも「亀の尾、挑戦する?」と「挑戦」という言葉が使われたほどです。

実際つくってみて、まさにその言葉通りの結果でした。
つくった田んぼはここ3〜4年間ずっと1年中ただ水を張りっぱなしで管理していたところ。
田んぼの上はすぐ山です。砂防ダムはあるものの、山から降りてくる水が一番に入る田んぼです。
景色も良くとても好きな場所でしたけど、見事な程に病気になり、多くの株が倒れました。



穫れた量はほんとに僅かで、お米も斑点米や乳白米の混入率が他の品種と比べて多くなってしまいました。
見た目はあまり良くなくて、正直言って販売するかどうか悩みました。
ですが、自分たちで食べてみた結果、ぜひみなさんにも味わって頂きたく販売することに決めました。


ご購入の際は斑点米や白濁米が混入していること、本当に申し訳ないのですがご了承の上ご注文をお願いします。(すでにご注文頂いた方には個別にご連絡させて頂きます。)



来年、再来年と種を繋いでいって、蒜山耕藝の亀の尾がどんな味わいになってゆくのか。
今からとても楽しみです。




d0262262_1944365.jpg




写真は2年前に訪れた亀の尾神社。


稲作農家になるなんてこれっぽっちも思っていなかった僕の後ろ姿。
いや、心の底では何か感じてた気も。。。
人生って面白い!!




高谷 裕治
by hiruzenkougei | 2012-10-21 19:51 | お米
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