「つくる」暮らし
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「住まい」から学んだこと

蒜山耕藝の今年の目標のひとつに、自宅兼事務所の改装、そして蔵づくりがあります。


そんな私たちの動向を察して、COLTRADAの保坂道子さんが「住まいのお話を聞きに行きませんか?」と誘ってくださいました。
岡山県新見市でワイン造りを志し、力強く誠実に、前へ進まれている保坂さんご夫妻。
奥様の道子さんは a tavola! のゆかりさんが主催されている大人気の講座、「食と暮らしのものさし作り講座」の講師をされています。
これから何かを選択するときにその人自身の「ものさし」をつくっていけるように、道子さんが長い時間をかけて培ってきた経験や深い知識を毎回惜し気も無く伝えてくださっています。


道子さんをナビゲーターに向かった先は、愛媛県にあるAA STUDIOさんでした。



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建築士の橋詰さん、徳永さんに暖かく迎えて頂き、まずは建材のこと、襖、畳のこと、ひとつひとつとても丁寧に教えて頂きました。ここでは書き切れないような情報量だったのですが、どの材料をとっても現在の家づくりはこんなにも本質からずれてしまっているのか…と驚きの連続。
ある程度想像はしていたのですが、ここまでか、と。
そして家自体の構造までも。温暖湿潤で地震の多い日本に適していた昔ながらの家づくり。それが戦後がらっと変わってしまいます。
「総持ち」という概念でつくられていた家づくりから、一部に負荷をかけて一見頑丈にしたように見える家づくりへ。このお話を伺っているときに、色んな菌がバランスを取って醸していた世界から、純粋培養の菌の世界へ変わっていった発酵の話を思い出しました。



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食べものの世界にも通じるのですが、私たちが価格の安さや目先の合理性、時間の短縮を重んじるばかりに、失いかけている「本物」の素材、技術のなんて多いこと。
失いかけている、と書きましたが、もしかしたら既に失ってしまっていることはたくさんあるのかもしれません。
自分たちの世代のことだけを考えるのではなく、次の世代、その先の世代へ繋いでいくことを考えれば自ずと見えてくる選択があると思います。
そのことを実践されているAA STUDIOのお二人の暮らしぶりが、とても満ち足りたものであることは、ほんの一日滞在させて頂いただけでもよく伝わってきました。



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今の世界では本質を見極める努力が必要なんだと改めて思いました。表面的なアプローチが多いから、惑わされることなく。
でもその努力は決して苦しいことではなくて、本当はどんどんスッキリ幸せになる愉快な道のりだと思うのです。


あることを自分自身のものさしで判断し、選択すること。
それはイコール「生きる」ことなんじゃないかと思います。


誰かに幸せや心地よさの基準をゆだねるのではなく、自分の感覚で選び取ること。
今の自分のことだけでなく、その先の世代へ繋ぐ選択をすること。
お金や効率といった目先の利益で判断しないこと。


本来の「住まい」について学びながら、改めて実感したことです。



高谷絵里香



★蒜山耕藝のFacebookページも日々更新しています。

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by hiruzenkougei | 2013-02-19 16:46 | 藝のつながり
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