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「藁塚放浪記」を読んで
去年の秋から仲良くさせて頂いている倉吉の左官職人の佐治三津弘さんからお借りした数冊の本。



その中でも深い感銘を受けた「藁塚放浪記」です。
著者である藤田洋三氏が日本全国の藁塚を撮影したものをまとめたものですが、かつての人々の自然と共に生きていた証を見るようで一気に読んでしまいました。

本編の内容も素晴らしいものでしたが、巻末の解説に書かれていた一節が印象に残りました。



「たぶんわたしたちが稲という禾本科の植物の全体が即実である米を取り出す事によって稲を育んできた泥や水といった自然とのつながりを見失うことになったのではなかろうか。」(小林澄夫『左官教室』編集長)


稲作農家である自分にとって心に残る言葉です。

自然栽培で米つくりをする中で感じている疑問や課題は多々あります。
それを見ないふりをしたり、他人任せにしてしまう自分がいたり、アイデアが浮かんでも労力が大変だからとやらない自分がいます。

それが今回紹介した本を読んだり、佐治さんやAA Studioの橋詰さんや徳永さんと出会う中で農業の中で感じる疑問や課題に向き合う勇気を頂いている、そんな感じがしています。

立ちはだかる壁に痛みを覚悟で突っ込むのではなくて、楽しさを感じながらいつの間にか超えている。
そんな風になったら理想です。


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ちなみにこの写真はAA Sutioさんにあった本物の畳の断面です。

表面の畳表はい草ですが中身は稲藁です。
田んぼ1反(約300坪)あたり15枚の畳しか作れないらしいので畳1枚に使われている稲藁は相当な量です。
今は稲藁が無いので畳の芯は発泡スチロールなど使用されていますが、心地よさも機能面も本物には遠く及ばず。

い草も稲藁も本物の畳で、いつか昼寝をしてみたいものです。


高谷裕治



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by hiruzenkougei | 2013-02-27 21:31 | 考えごと
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