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雪景色の中の夏野菜
先日、夏野菜の種を撒きました。ここ2,3日でナス、ピーマン、トマト、ズッキーニなどが発芽してきました。
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ナス科野菜の発芽適温は25度前後。今日も、最低気温がマイナスになり、雪が舞うこの地では、一か月以上先の気候となります。

今年は、私たちは、ビニールハウスを使い、電熱マットを利用した温床で育苗をやっています。培土は状態の良い畑の土をふるって使っています。
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昨年はあたたかくなる時期まで待って、無加温にて育苗を行ったのですが、収穫開始が8月中旬となってしまい、9月末には寒さにより収穫がおわってしまうので、経営的には全く成り立たない状況でした。味は大変おいしく、特にナスは私が今までやってきた中で一番のおいしさであったと思います。

ビニール資材や、電気を使うことに葛藤はありますが、冬季は雪に閉ざされるこの場所で、夏野菜を諦めては農業が成り立ちません。幸い、品質は、自分たちが納得できるものができそうですので、なんとか、夏野菜もみなさまにお届けできるようにしたいと思っています。なにより自分たちも食べたいですしね。

しかし、自然に逆らうということは、必ずその報いは受けなくてはなりません。本来の時期に発芽し、畑で成長している野菜は、そんなことをする必要はありませんが、ビニールで囲ってしまった以上、毎朝、毎夕の温度管理、水分管理は欠かせません。

乾燥したり、低温では生長しませんが、逆に、温度が高すぎたり、湿気で蒸れたりしても徒長(とちょう)してひょろ長くなってしまい、病気になりやすくなったり、育ちが悪くなってしまいます。
先日の春の嵐のような大風の時は、ずぶぬれになりながらビニールハウスの補強に走りまわらなくてはなりませんし、日差しが急に強くなったときには慌てて温度を下げないと、葉がチリチリに焦げてしまったり、数年に一度という大霜が来たときには、凍傷で全滅することもあります。

自然のリズムを無視して人間の都合を持ち込んだために、無駄な資源を使ってしまったり、本来する必要のない心配や手間をかけてしまっているのです。

人間はどのように自然とかかわっていけばいいのか?どのようにバランスをとっていくのか?葛藤しながらも、夏に美味しい野菜が食べられることを、そして、皆様にお届けできることを楽しみに、ナスやトマトに相談しながら、日々、模索していきたいと思います。
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桑原広樹
by hiruzenkougei | 2013-03-22 08:50 | 考えごと
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