夜のうちに降った雪。朝日の中でこんな風にキラキラ輝いています。
今年は3月に入ってからも雪がよく降ります。
春が遅く、農作業はなかなかスタートできませんが、そのかわりに「くどづくり」が着実に進んでいます。
諸事情により2階の部屋を急ピッチで仕上げています!
今日は床はり。
地元の材木屋さんで無垢の杉板を用意して頂きました。
できるところはなるべく自分たちの手を動かしてつくること。
これも「くど」の大切なコンセプトです。
先日、くどの設計をお願いしている
木工房ようびの大島さん夫妻、蒜山耕藝のデザインすべてをお願いしている
Design studio SYUの前崎さんと「くど」会議を行いました。
みなさんの力を借りて、「くど」の輪郭がよりハッキリとしてきました。
「土」と「食卓」と「蒜山耕藝」。
あの建物の中でふんわりと立ち上る湯気や、炊きたてのごはんの匂い。
畑からつづく食卓で、お皿にのぼる野菜たち。
珈琲豆をミルで砕く音。
遠くで暮らす誰かのもとへ梱包する作物。
寄り添う手紙。
「美味しいね」の笑い声。
ハッキリと感じられるようになってきました。
床をはり終わると、建物が生き生きと笑っているのを感じました。
喜んでくれている!
今はまだがらんとした空間ですが、これからここに集まるであろうあれこれを思い、胸がいっぱいに。
どんどん「くど」に命が吹き込まれてゆきます。
高谷絵里香
<蒜山耕藝Facebookページ>
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