「つくる」暮らし
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カテゴリ:お米( 15 )
お米の紹介 <コシヒカリ>
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今日ご紹介するのは、その名も知れたコシヒカリ。
今さら説明する必要もないと思います。

しかし、そのコシヒカリはどんな味なのかって改めて思い出そうとすると、どこか漠然とした感じがするのは私だけでしょうか。


日本の作付け面積でも第一を誇るコシヒカリ。
北海道と東北の一部を除き全国各地でつくれらています。
粘りと豊かな食味だけでなく、様々な気候条件でも適応できるユーティリティさを備えています。


でもだからといって全国のコシヒカリが同じ味ではありません。
魚沼産など地域のブランドがあることは土地や気象条件によって様々な顔を見せることを意味しているのだと思います。
またつくる人や栽培方法によってもだいぶ変わってくるでしょう。


細かく言えば市場に出ているものはブレンドされていたり、他の品種についても同様かもしれませんがコシヒカリはそれが顕著な故、漠然として感じがするのかなと思っています。

さて、前置きが長くなりましたが何が言いたいのかというと、



一口にコシヒカリといっても条件によって様々な表情を見せる



ということです。


もちろん蒜山耕藝のコシヒカリも然りです。


私たちがコシヒカリをつくっている理由はその美味しさだけでなく、
「蒜山で栽培されている」
ということにもあります。


亀の尾やササニシキはあくまでも東北の品種。
私たちが「美味しいから」という理由で選びましたが、この土地に合っているのかもわからない。
自分都合と言えるかもしれません。

亀の尾が苦戦、逆に良かったササニシキ。
今年はこうでしたが、本当の魅力を引き出すことができたのかまだまだわからないのが正直なところです。


逆にコシヒカリはその心配が少ないです。
実際、田んぼにもよりますが生育は一番力強く感じました。
一番ポテンシャルを発揮できたのかもしれません。


食べた感じはコシヒカリ特有の粘りと甘さはしっかり出ています。
粘りともっちり感はあるけど、それがクドくない。
しっかりとお米の味を主張していています。


私たちはどの品種も食べていますが、

やっぱりコシも美味しいね

というのが決まり文句です。


コシヒカリの種は22年度産の種子を農協で購入したものです。
植えた田んぼはササニシキと同様のところです。

一般的に種子は農家が種をとるのではなく品種の特性を保つため毎年購入することが多いですが、蒜山耕藝は全品種において自家採種をしていきます。
自家採種していくなかで購入種子とは違う性格になる可能性が高いでしょう。


数年後どういうコシヒカリになるのか。
とても楽しみです。


ササニシキは食べ慣れないという方。
ごはんそのものの味を楽しみたい方。

蒜山耕藝のコシヒカリはいかがでしょうか?






高谷裕治
by hiruzenkougei | 2012-10-24 21:34 | お米
お米の紹介 <ササニシキ>

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今日は昨日の亀の尾に引き続き、ササニシキを紹介したいと思います。


ササニシキはかつてはコシヒカリとともに両横綱とされていたほど人気のあった品種でしたが、最近では本場の宮城でも作付け面積がかなり少なくなってきたそうです。


理由は亀の尾と同様、栽培の難しさにあります。
寒さや病気に弱くて、倒伏もしやすい。
味は格別でも不安定なササニシキはその欠点を補う新品種にその座を譲ることになってしました。

そのササニシキを蒜山耕藝がつくる理由は毎度のことですが、


「美味しいから!」


粘り気が少なくあっさりしていてるササニシキは食べていると体に自然と馴染んでいくような感覚を覚えます。
あっさりしているけど味が無いのではなく、うまく言えないけれど澄んだ甘さがあります。
だからついつい食べ過ぎてしまうことが多いのですが、それでももたれる感じが少ないのはササニシキならではかもしれません。


さて、私たちがお米をつくるにあたって一番最初につくりたい!と思ったササニシキ。しかし、いざつくるとなると一番不安な品種でもありました。

本場宮城県でも栽培が難しいと聞き、さらに西日本では日照時間の関係で向いていないとの話も聞いていました。


育ったとしても充実したお米になるのだろうか
未熟なまま終わってしまうのではないだろうか


しかし、そんな不安とは裏腹にとても順調に育ってくれました。
ササニシキが植わっている田んぼの空気がとても良くて、これは絶対美味しいはずだと感じていました。
桑原君も収穫時、コンバインに乗っていてすごく良い雰囲気を実感しながら刈り取っていたそうです。


久しぶりに食べたササニシキは移住後ずっと慌ただしかった私たちを優しく落ち着かせてくれる感じがし、とてもほっとしました。


種は亀の尾と同じく、先輩の自然栽培農家さんが大切につないでいたものを譲って頂きました。
去年休耕していたよく風が抜ける気持ちの良い田んぼで育てました。


毎日食べるごはん、体に馴染むようなササニシキをぜひ一度お試し頂ければと思います。


先日その農家さんから新米のササニシキが届いたのでありがたく頂きました。甘みがあって、輪郭がはっきりとしたとても美味しいごはんでした。でも面白いことに蒜山耕藝のササニシキとは味が大分違うのです。同じ種なのに面白いですね。
種が土地に馴染むには数年かかります。
これから先のササニシキがどんな味になっていくのか、ますます楽しみです。



高谷裕治




★先日ご案内させて頂いた、蒜山耕藝の「2012年 新米のお知らせ」に大切なお知らせを加筆しました。蒜山耕藝のお米はすべてが未検査米となっております。是非こちらについてもご一読頂ければと思います。
by hiruzenkougei | 2012-10-22 20:15 | お米
お米の紹介 <亀の尾>
お米の販売開始とともに早速ご注文を頂き本当にありがとうございます。

まだそれぞれの品種の紹介もしていないのに注文して頂けたこと、正直ちょっと驚いています。
ほんとだったら先に紹介すべきだった品種の紹介を今日から少しずつしていきたいと思います。

ということで、今日取り上げるのは「亀の尾」です。
正確には「亀の尾4号」。
先輩の自然栽培農家さんがずっと種を取っていたのもを分けて頂き、今年蒔きました。


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亀の尾の田んぼ。とても素敵な場所です。



蒜山耕藝のお米のなかでも一番知名度が低いのはこの亀の尾でしょう。
この亀の尾、元を辿れば100年以上前の明治30年くらいまで遡るとても古い品種です。
山形県の篤農家・阿部亀治氏によって育成され、良食味の品種としてとても重宝されたと言います。ただ、背が高く倒伏しやすいため増産指向の時代に合わずほとんど作られることがなくなってしまいました。


詳しい話はともかく、蒜山耕藝が亀の尾をつくる一番の理由は「美味しい」から!
漫画「夏子の酒」のモデルとなるくらいの酒造好適米なのですが、普通に食べてもとても美味しい。

粒がしっかりしていてさっぱりしているけど甘みがあって香りも良い。
冷めてもとても美味しく食べられるのでおむすびにもお勧め。


一見、良いところだらけの亀の尾ですが栽培はとても難しいのです。
非常に背が高いので肥料をあげてなくても倒伏しやすいく、病気に弱いのです。
種を譲って頂いた先輩農家さんからも「亀の尾、挑戦する?」と「挑戦」という言葉が使われたほどです。

実際つくってみて、まさにその言葉通りの結果でした。
つくった田んぼはここ3〜4年間ずっと1年中ただ水を張りっぱなしで管理していたところ。
田んぼの上はすぐ山です。砂防ダムはあるものの、山から降りてくる水が一番に入る田んぼです。
景色も良くとても好きな場所でしたけど、見事な程に病気になり、多くの株が倒れました。



穫れた量はほんとに僅かで、お米も斑点米や乳白米の混入率が他の品種と比べて多くなってしまいました。
見た目はあまり良くなくて、正直言って販売するかどうか悩みました。
ですが、自分たちで食べてみた結果、ぜひみなさんにも味わって頂きたく販売することに決めました。


ご購入の際は斑点米や白濁米が混入していること、本当に申し訳ないのですがご了承の上ご注文をお願いします。(すでにご注文頂いた方には個別にご連絡させて頂きます。)



来年、再来年と種を繋いでいって、蒜山耕藝の亀の尾がどんな味わいになってゆくのか。
今からとても楽しみです。




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写真は2年前に訪れた亀の尾神社。


稲作農家になるなんてこれっぽっちも思っていなかった僕の後ろ姿。
いや、心の底では何か感じてた気も。。。
人生って面白い!!




高谷 裕治
by hiruzenkougei | 2012-10-21 19:51 | お米
2012年産 お米のお知らせ
★★2012年産のお米は好評につき、お申し込みを締め切らせて頂きました。★★
   たくさんのお申し込みを頂き、本当にありがとうございます。





蒜山耕藝の自然栽培米を販売しています。
<現在(2013年3月26日)は全ての品種で完売となりました。>



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< お米の種類 >
ササニシキ※完売しました。
コシヒカリ※完売しました。
亀の尾※完売しました。
ヒメノモチ(もち米)※完売しました。

岡山県の北の果て、清らかで豊かな水の溢れる土地で育ったお米です。
農薬や肥料は、科学的なものであろうと、自然由来であろうと一切使用しない「自然栽培」で育ちました。
そのすっきりとした風味、お腹にもたれない食感をぜひ一度ご賞味ください。

◇放射性物質の測定結果は不検出でした。詳しくは→

◇今年のお米はすべて「未検査米」になります。お米の等級検査を受けていないので(県の奨励品種でないと検査を受けられないこと、また、検査費用を抑えて、少しでもお求めやすい価格にしたいというのが理由です。)法律的にはササニシキ等と品種を名乗ってはいけないということになっております。(詳しくは山口県の素晴らしい先輩農家さん、天神自然農園さんのサイトでとても分かりやすく説明して下さっています。→)そのため、米袋にはお米の品種、産年度を表示することができないことを予めご了承頂ければと思います。

◇設備がまだ完全に整わず、一般に流通しているお米に比べて、斑点米や乳白米、青米が混入している割合が多くなっております。力不足で大変申し訳ございませんが、こちらも予めご了承頂ければと思います。




< 価格 >
ササニシキコシヒカリ亀の尾
【玄米】1.5kg…1.200円、3kg…2.400円、5kg…4.000円(税、送料別)
【白米】1.5kg…1.300円、3kg…2.550円、5kg…4.250円(税、送料別)

◇お得な30kg袋でもお届けできます。(玄米のみ 21.000円)
◇白米は精米したてのものをお送りします。2週間で食べ切る量をおすすめします


ヒメノモチ
【白米】1kg…1.000円、3kg…3.000円
◇ご希望があれば玄米でのお届けも承ります。


< 送料 >
クロネコヤマト便でお届けします。

●関西、中部、中国、四国、九州 … 一律500円
●関東、北陸、信越、東北 … 一律700円
●北海道、沖縄 … 一律1.000円
◇30kg袋でお届けの際は地域によって1.000円〜1.500円の送料になります。


<お支払いについて>
商品到着後、ゆうちょ銀行へのお振込をお願いしております。
尚、はじめて蒜山耕藝をご利用のお客さまは、誠に勝手ながらお届け前のお振込をお願いしております。返信FAXまたはメールにて口座をご案内させて頂きます。


< 発送について >
ご注文後随時発送させて頂きます。
(誠に恐れ入りますが、初回のお客さまはご入金後の発送となります。)
ご希望の日時がございましたらお気軽にご相談ください。


< お申し込み >
FAX、メールにて承っております。

●FAX(0867-45-7145)
●メール(info@hiruzenkougei.com)


以下のフォーマットをご利用ください。

----------------------------------------------------------------------

お名前:
ご住所:〒
お電話:
mail :
ご希望の銘柄:ヒメノモチ
ご希望の精米:玄米、白米
ご希望のkg :1kg、3kg
 数量   :1袋、2袋、3袋
お届け時間帯:特になし、午前中、12-14、14-16、16-18、18-20、20-21
 備考   :


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暮らしのまん中にある一杯のごはん。


蒜山耕藝のお米でなくてもいいのです。
ぜひしっかりとご自分の基準で選んでみてください。
大切な食卓を見つめ直す、大きなきっかけになると思います。



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高谷絵里香
by hiruzenkougei | 2012-10-20 21:36 | お米
お米の放射性物質測定結果
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「自分や家族が食べたいもの、食べてほしいものをつくる。」


蒜山耕藝のみんなで一番大切にしているコンセプトです。



今秋、無事に自然栽培のお米を収穫することができました。
自分たちだけではなくひとりでも多くの方の食卓に届けたい。
そう思ったときに、どうしてもひっかかってくるのが放射能のことでした。
以前に蒜山耕藝の土壌や野菜の測定は行い、おそらくお米から検出されることはないと判断することもできたのですが、
ここはきちんと新米も検査に出すことにしようと3人で話し合って決めました。


私たちが自然栽培という農法で農を営む大きなきっかけを与えてくれたナチュラル・ハーモニーさんが協力して下さり、無添加食品販売協同組合さんで検査を行って頂きました。


その結果は放射性セシウム134、137、放射性ヨウ素131、全て「検出せず(検出限界1Bq/kg)」でした。
※ガンマ線スペクトロメーター法にて検査



頭のどこかに「もしかして…」という思いは持ち続けていたので、ひとまずほっとしたというのが正直なところです。


もちろん、これでずっと安心というわけにはいきません。
日本にはまだまだたくさんの原発があるし、そもそも放射性物質だけを排除すれば良いという問題でもありません。



きれいな水と美しい大地を次の世代に残すために、今私たちは何ができるのか。
日々自分の胸に問いかけながら、田畑と向き合っていきたい。



私たちはそう考えています。



高谷絵里香
by hiruzenkougei | 2012-10-19 19:38 | お米