「つくる」暮らし
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カテゴリ:野良しごと( 30 )
5月を迎えて
雪景色が美しいころは心の片隅でもうちょっと冬を楽しみたいと思っていましたが、春になって新緑が美しくなると自然に気持ちが農モードになるのは人間の心にも四季があるということ?と思う今日この頃です。
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心配していた苗代は苗箱を置いてから5日ほどで所々芽を出してくれました。
芽がでてからは暖かい日が続いたこともあって順調に大きくなってきています。

蒜山耕藝の苗はまだ生まれたばかりですがGWにもなると近所では田植えが始まります。
早朝から軽トラやトラクターが忙しく動き回り、街に出ていた人が帰ってくると地区全体の雰囲気が急に賑やかになります。みんなの楽しそうな雰囲気にあやかれるGWはとても好きです。

先日、ある地区の水路が詰まって必要な水量が流れない状況が発覚しました。
道路の下で詰まっていましたが特殊な構造のため詰まりを解消することができないどころか場所や原因も特定できない状況。
結果的にはなんとかなりましたが3日間もかかってしまいました。
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忙しいこの時期の三日間は誰にとっても痛いですが、自分としては普段話す事ができない方とも一緒に作業できるのは貴重な機会でもありました。

米づくりの魅力はもちろん食べることにもありますが、地域の方とのつながりを持つことも大きな魅力。
水路の掃除などの共同作業があったり、尽きることのない話題でもあったりもします。
思い返してみれば移住してから地域の方とのつながりを持ったのは米づくりを通してというのが一番多いかもしれません。
ただ、みんな田んぼや稲のことをよく知っているだけに緊張するところもありますが。。。


心も体も完全に米づくりモードですが、6月の田植えを前にやることが目白押し。
農機具倉庫づくりや「くど」の土壁となる発酵土づくり。あとハウスももう一棟建てます。
もちろん野菜の苗もどんどん育っているので定植などで忙しくなりそうです。

人生で最も詰め込んでしまったこの一年はすでにスリルがあってハラハラですが、最後はゆとりを持ってゴールするため明日も朝霧の中苗代に向かいます。


高谷裕治
by hiruzenkougei | 2014-05-02 22:24 | 野良しごと
ジャガイモの植え付け
稲や夏野菜の育苗と同時に、ジャガイモの播種もやっております。
農家にとって、この時期はいろいろな仕込み。つまり、種まきや育苗、田んぼや畑おこしなどの作業が目白押し。

次から次へとやってきます。先月まで雪の中でのんびりしていただけに、なかなか、この忙しさに心と体がついてこない今日このごろです。
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ジャガイモの栽培ですが、ばっちり、きっちりビニールマルチを張っていきます。この畑は、乾きやすくサラサラで保水能力があまりないので、保湿のために黒マルチを使っています。
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今年の蒜山耕藝は、イモにもう一度、挑戦します。4月のジャガイモの植え付けに始まり、5月に入ったら、サトイモの種。そして、5月中旬からはサツマイモの苗を植えます。どれも絶品なのです。

でも、昨年はサトイモ、サツマイモは営農作物としては断念しました。寒さに弱いサトイモ、サツマイモは収穫後の貯蔵が寒冷地において難しく、特に種イモの貯蔵は困難を極めます。本来は寒冷地ではあまり栽培に向かない作目なのかもしれません。

ですが「食べたいものをつくる」がモットーの蒜山耕藝。2年前に食べたサツマイモとサトイモの美味しさを忘れることができませんでした。また、一昨年、購入していただいた方々から「今年はサツマイモ、サトイモないの?」という問い合わせも多数いただきました。

ねっとりとしていて、キメの細かい食感と旨みたっぷりのヌメリがたまらないサトイモ。
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(2012年冬:撮影)

収穫後、二ヶ月ほど熟成させて、じーっくりとストーブの上で火を通したサツマイモの甘さ。
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(2012年秋:撮影)
ぜひとも皆さんに召し上がっていただきたい。貯蔵のことはさておき、とにかくもう一度作ってみよう!なにより、自分たちが食べたいのです。うまくいったら皆さんにご案内できると思います。

保存できるので、できれば、キロ単位で箱ごと購入していただけるようにしたいです。送料も割安になりますし、いろいろな調理法で食べて頂きたいです。

イモ類は千葉の時から得意としていた品目です。蒜山に来てから、イモ類がちょっと不調ですが、初心に帰って、気合を入れて頑張りたいと思います。

桑原広樹
by hiruzenkougei | 2014-04-27 23:12 | 野良しごと
2014年の苗づくり<実践編>
稲の苗箱置き。足かけ3日間かかってやっと終わりました。

3年目の稲作り。効率よく作業できれば1日ちょっとで終わるくらいだと思いますが、まだまだ試行錯誤の連続で、なかなか想定通りに作業が進みません。

最終日は良い天気。ウレシパモシリ農園の研修を終えたヤマダくんと、パートナーのサトコさんが手伝ってくれて、暖かいうちに予定の作業を終えることができました。
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私たちの苗づくりは「ポット式」と言って、ちょっと変わった育苗箱を使います。ふつうは「マット式」といって、平らな箱に種をまいて作るのですが、ポット式は一株づつ小さな穴が開いたトレイに種をまいて苗をつくります。

一株づつ分かれていますので、苗が混みあうこともありませんし、トレイの下は穴が開いていて、田んぼに直接置くことで、トレイのずっと下まで根を張るので、太くてがっしりとした丈夫な苗を作ることができます。自然栽培に適した育苗のやり方だと思っています。

苗づくりで体力的に一番ツライ作業が、今回の「苗箱置き」です。
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田んぼに並べた苗箱を右の女子二人組が、土と苗箱がしっかり密着するように上から押し付けます。
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そのあと、男子組が保温と保湿のためのシートを掛けていきます。

私は、サボってカメラマン。

というわけではありません。写真撮影は早々に切り上げて作業に加わりましたよ。

我々の感性と技が研ぎ澄まされて、稲を育てる環境を整えることができるようになったら、こういう石油系の資材も必要がなくなると思いますが、それはまだまだ先の話。
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温度と湿度を保つための資材は、未熟な私たちが、それなりの収穫を得るためには、しばらくは必要なものだと認識しています。

私は、「経営」という人間側の都合を科学の力で補っているという認識は持っているべきだと思います。その危ういバランスが崩れた時の影響と、そのリスクは覚悟しなければなりません。

それを踏まえて、ゆうじさんの前回の記事でもほのめかしていましたが、今年から稲作りに関して、少しづつ、新しい取り組みを始めようと思っています。稲の生長をしっかり観察して見届ける。そして、この地に合った品種をキチンと育てていくために、種の選抜を苗の段階から行っていく。そうした試みを始めてみようかと思っています。

詳しくは稲作担当、高谷君から追々、報告があるかと思います。今年の稲作りも楽しみです。



桑原広樹
by hiruzenkougei | 2014-04-25 22:42 | 野良しごと
あくまでも前向きに
緊張の苗箱を置く作業1日目。

心配していたことは大したことはありませんでしたが思わぬところでトラブル発生で大苦戦の一日でした。
期待していた新しい道具がうまく使えない事態となってしまいました。

ちょっとショックだったのですが、先程タイミング良く友人があるものを見せてくれました。
それは革新的なことでも奇抜な発想な類いのものではなく、当たり前のことを言っているものだったのですがショックを興奮に変えてしまうものでした。


いのち優先と考えるか、経済を優先と考えるか。
両極的に考えることではありませんが、農業に限らず何かの判断をする時にはいつも頭に浮かべることです。

もちろん米づくりにおいてもよく考えます。

大きな面積でお米をつくるには田植機は欠かせないので苗箱で苗をつくりますが、稲本来の生き様から見たらどうなのか。そもそも田植えすること自体はどうなのか。

「効率」の裏側にはあるのは植物本来の力やその土地の持つ力が発揮できていない状況があるかもしれない。

そんなことを思ったりするのですが、特に自分が気をつけなければと思ったのは
「決めつけ」をするということ。

例えば、特に理由が無いのにここは寒いから自然栽培では7俵が限界だと決めつけたり、
稲が本来持っている力を見ることなく、方法論や技術論を追い求めたりすること。

自分に対して言っています。。。

それなりに真剣に考えているつもりだったのですが、今年の種籾の失敗から始まり今日のトラブルが起こるのはやはりしっかり心を入れ替える必要があってのことだったのだと思います。


もうこうなるとどんどん知りたくなるのは性格でしょうか。
稲のこと、自然のこと、もっと知りたくてしょうがなくなります。

わからないから聞くしかないので実践して結果で教えてもらうしかないのです。
中途半端は聞き方ではそれなりの結果になるのでやるなりしっかりと。

きっとこういう積み重ねの結果、ほんとの意味での過不足の無い状態=自然の状態に近づけるのだと信じて。
まずは明日の苗箱並べから!!

今年はなつのこまがとっても元気です!!!

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高谷裕治
by hiruzenkougei | 2014-04-22 23:07 | 野良しごと
1年で一番緊張する時期
雪解けが遅かったので春の作業が一気に押し寄せると身構えてはいたものの、
3年目で作業もシンプルになってきて思いの外落ち着いて農作業が進んでいます。

乾き難い田んぼに溝を掘り、
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土居分小菜の種採りの準備をして、
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夏野菜の種まきをしています。
去年は全然うまくできなかった野菜の苗作りも今年は工夫をして今のところ順調に育ってきています。


野菜とは逆にハラハラしているのが米つくりです。

育苗は絶対に失敗できないので緊張してこの時期はいつも心ここにあらずの状態。
1年目も2年目も部分的にうまく行かない部分があって苗が不足し、理想の株間で植えられませんでした。

3年目こそ!と思ったけど今年は基本を抜けてしまい、種籾の準備で大失敗。
他にもどこか調子が狂って一つ一つの作業がビシッと決まりません。
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でもそうなったからこそ真剣に考え直す。

「もう来年が楽しみだ」

毎年口にしてしまう言葉ですが、そう思えるというのは案外幸せなことですね。


さて、いよいよ明日明後日と苗箱を苗代に並べる作業です。

段取り命のこの作業。
これから布団の中で最後のイメージトレーニングです。


高谷裕治
by hiruzenkougei | 2014-04-21 23:15 | 野良しごと
蒜山耕藝は洗い!
吹雪のなかの蒜山です。
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畑が深い雪で完全に覆われるぎりぎりまで、ニンジン、ダイコンの収穫を続けます。

明日、12月15日に岡山市で開催される有機生活マーケット「いち」、そして22日にこれまた岡山市で行いますNAPRONさんでの販売会まで収穫できればいいなと思いますが、こればかりはお天道さましだいです。
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雪の降りしきる中、収穫したダイコン、ニンジンは、瑞々しく、美味しさがギュっと凝縮されています。一年で最も美味しい時期です。
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そんな蒜山耕藝のニンジン、ダイコンなどの根菜は原則、水洗いです。
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雪が積もった山から湧き出る、氷水のような沢水で水洗いするのは本当に辛いですが蒜山耕藝では、収穫のたび、沢に降りてタワシで丁寧に洗います。
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この季節、蒜山は雨が多く畑が乾かず、泥が野菜にこびり付いてしまうという事情もありますが、単に見た目をキレイにする以外の大きな理由があります。

私たちが実践している農法、つまり「自然栽培」では「良い土で育った野菜は美しい」という考えがあります。

それは、健康に生長した野菜は、たとえ無農薬であっても、病気にもならないし、虫に食されることもなく、無肥料であっても、十分な大きさに生長し、断面は限りなく真円に近く、姿形は美しいとされています。

逆をいえば、曲がってしまったり歪んでいたり(つまりそれは生長に偏りがある)、病気や虫食いが多い場合は、土の状態がよくないということになります。

つまり、畑の土の現在の状態を、野菜がその姿で、私たちに教えてくれるのです。

私たちは、畑の土の状態を確認するために栽培前に、よく畑をスコップで掘ります。それは、作土の深さを確認したり、畑のこれまでの歴史を確認するためです。しかし、見ただけでは、どんな状態なのか、完全に分かるわけではありません。

また、たとえ穴を掘った箇所は分かったとしても、畑全部を掘り返すわけにはいきませんので、畑全体の状況は分かりません。

最終的には、実際に作物を作ってみて確認するしかありません。

そこで私たちは、収穫した根菜は洗って、その大きさ、病気の有無、虫食いの状態、肌のキメ細かさを確認します。土を洗い流さなくては分からないシミや虫食いをチェックします。

もちろん、お客様には傷みのない野菜を届けたいという気持ちもあります。
安くない価格で、せっかくご購入してくださった野菜ですから、ご家庭で洗った際に残念な気持ちになっていただきたくありません。

誤解がなきよう付け加えますが、決して、土付きで販売することが悪いというつもりは全くありません。土付きの方が鮮度が保ちやすいと考える生産者さんもいらっしゃいますし収穫から販売までのタイミングや手間などの問題で洗えない事情等もあるかと思います。あくまで、蒜山耕藝の考えということで、ご理解いただければと思います。

でも、本当は「蒜山耕藝の考え」ではなくて、私たちの師匠、高橋博氏のポリシーなのです。私たちは、その受け売りですが、そのポリシーは今後も引き継いでいきたいと思っています。

桑原広樹
by hiruzenkougei | 2013-12-15 00:15 | 野良しごと
10本だけの母本ニンジン
今年の蒜山耕藝のニンジンは黒田五寸という品種で、固定種ではありますが、購入した種です。今年のニンジンも、すっきりとした味わいで、まったくクセがなくて、とてもおいしく育ってくれました。これから厳冬を迎えると、徐々に甘みを増してきます。

蒜山耕藝では昨年から自家採種に取り組んでいますが、蒜山に来て、初めての種がとれたのが、今年の夏。ニンジンの播種時期には間に合わないため、今年採れた種は来年にまくことができます。ニンジンの自家採種は二年越しです。
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さて、そのニンジンの種、このブログで何度か話題になっていますが、この種はもともと、自然栽培ニンジンの巨匠、高橋博氏(つまり我々の師匠なんですけどね)が30年かけて育成してきた「フルーティ」ニンジンを一つまみ分けて頂いたものがもともとの由来。

その一つまみを千葉で就農してからの3年間で少しづつ増やして自分なりに選抜してきたものです。自然栽培という無肥料環境でも作りやすくて、とっても甘いニンジンです。千葉で就農してから、経済的な面でもサツマイモとともに私の家族を支えてくれた大事な種でした。

蒜山に移ってきて、やはりニンジンはやろう!!ということで、1反ほどの畑に播種したのですが、全然っ!!芽が出ない。まったく出ません。比較をするために隣に播種したF1種はきっちり発芽したので、水分が足りないとか、環境の原因ではなさそうです。

種の保存状態が悪かったのか?きちんと温度、湿度、問題ない状態で保管していたつもりなのですが、とにかく芽が出ない。またゼロから育成していくしかないかと諦めていたのですが・・・。

お盆が過ぎて、何もないはずの畑をトラクターで起して、次の作付の準備をしようと思ったら

「あれれ???」

チョロチョロと見覚えのある植物が、ところどころ生えています。そう、ニンジンです。圃場全部合わせても15本くらいしかありません。でも、その株を残して種にすることにしました。畑一枚でニンジン15本。なんとも奇妙な畑です。その畑からの収入はゼロでしたが、師匠から受け継いだ大切な種を継ぐことができました。

にしても、なんという発芽率でしょうか、自然栽培の場合、1反当たり1リットルの種を撒きます。ニンジンの種は20mlあたり約6,000粒といわれていますので1リットルだと約30万粒です。発芽率は15株/30万粒=0.00005%です。よく芽をだしてくれました。

秋になって大事に大事に抜き取って、10本を選抜、移植して、冒頭の写真のように大きくなりました。そして、倉庫で追熟して種を取ることができました。
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来年はきっと、自家採種した蒜山ニンジンを皆さんにお届けできることでしょう。私たちも、あのおいしいニンジンが食べれるかと思うと、今からとても楽しみです。毎日、淡々と農業をやっていますが、こういう瞬間がたまにあるので、とても面白いです。

昨年、今年と、皆さんの評判も良く、栽培面積も増やしたいのですが、私たちの栽培法ではどうしても、稲刈りの時期とニンジンの間引きの時期が重なってしまうため、作業時間が確保できるだけの面積までしか栽培できません。
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コーティング種子やテープ種子に加工すれば、一粒撒きできるので、間引きは必要ありません。しかし、私の短い栽培経験から言っても、特に自然栽培においては、発芽からの生育初期は密植で育て肥大期に入る前に間引きをしたほうが、生育が良いという感覚があります。ニンジンはセリ科です。セリは「競り」に通じ、競って育てると良いと言われています。昔からニンジンは「共育ち」が良いと言われる所以です。

昔からの言い伝えと、自分の感覚を信じて、今後も、作業的に無理のない範囲の面積で良いものをつくっていきたいと思っています。

桑原広樹
by hiruzenkougei | 2013-11-14 09:49 | 野良しごと
旅立つ野菜
今日はドキドキしながら野菜の収穫に。
13日(水)に開催される円山マルシェアルバンモーさんのお弁当に使っていただけることになったのです!
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秋冬野菜の成長を見守っている今、アルバンモーさんは畑に寄り添いながら収穫を待っていて下さいました。

まだまだ大きくなっていないと思っていた人参が予想外に収穫できました!なんとかお弁当分を収穫することができほっと胸をなでおろしています。

右往左往する私たちを温かく見守って下さったアルバンモーさん。本当にありがとうございます。
収穫できた幸せをそのまま繋いで、心を込めてお弁当をつくってくださるそうです。ああ、本当に幸せです。

その他にも土居分小菜や大根、かぼちゃ、にんにく等。
まだ小さすぎたり、虫食いがあったり、と訳ありのお野菜ばかりになってしまいましたが、箱に詰めることができました。

美しい作物をつくりたい。それが美味しさにつながると思うから。
そこに至らない作物たちを出荷すること、複雑な思いであります。

でもやっぱりこうして幸せを繋いで下さる方の手に渡ってくれるのは嬉しい。素直にそう思います。

もう少しで秋冬野菜は本番を迎えます。
その頃にはピカピカの元気いっぱいのお野菜たちに会えると信じて!


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高谷絵里香



<新米販売のお知らせ>
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by hiruzenkougei | 2013-11-09 22:20 | 野良しごと
麦もやっと、、、
蒜山もやっと秋らしい青空となりました。
気温の方もぐっと低くなり蒜山三座の上の方も少し紅葉してきました。
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それにしてもこの10月はなんて雨が多かったことでしょう。
気象統計を見ても10月としては非常に多い降水量で田畑に入れる日がかなり少ない月でした。

貴重な晴れ間はお米の収穫に費やしましたが逆にできなかったのが麦の播種。
本当ならば10月の中旬には終えたい作業。
雪が降る前にしっかりと分けつを確保しないと収穫量が落ちたり草が出たりするので遅れたくなかったのですが今日になってやっと3枚の畑に蒔けました。
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種蒔きから厳しいスタートとなってしまいましたが、蒔くべき種は蒔き、しっかりつないでいけなければなりません。

もともと麦の栽培には向いていないと言われる蒜山なので数年間は様々な壁に当たるとは思いますが、やっぱり麦もいっぱい欲しいから真剣に取り組んでいこうと思います。

さて、

冬野菜の方ですが、こちらは順調に育っているようです。

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大根は少しづつ間引いて食べていますが虫の被害はかなり少なくとっても良い感じ。
11月の中旬から少しづつ収穫できそう。

人参も順調です。
大根より少し遅れての収穫予定。

どちらも寒さに当ててからの方がさらに味わい深くなるのでゆっくり穫ろうと思います。

そして、葉物の土居分小菜ですがこちらはちょっと苦戦してます。
生育当初から虫食いがちらほら見られました。
他の葉物は跡形も無く食べられてしまったのもあったので、それでもしっかり育っているのは在来種ならでは力強さかもしれません。
今朝も1度まで冷え込んだのでこれからは虫の影響はありませんが販売分にも虫食いの跡が残ってしまいそうです。

だけど味はやっぱり最高に美味しいです。
お味噌汁に入れると土居分小菜の出汁がしっかり効いて、野菜なのにこんなに出汁が出るんだなぁ、といつも驚きます。

この冬野菜達も販売の目処が立ちましたらブログでアップするのでよろしくお願いします。

高谷裕治


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by hiruzenkougei | 2013-10-28 21:40 | 野良しごと
小麦の収穫
初夏の収穫のトリを飾るのは、加工品原料の王様、小麦です。
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今年は、たくさんの品種を試験的に作付けしたので、少量ずつの収穫となってしまい、機械で乾燥させることができず、天日干しで何回にも分けて乾燥させました。
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朝に拡げて、お昼にかき混ぜて、夕方になると取り込んで・・・。と3品種の小麦、ナタネ、大麦と、たくさんの穀物たちを天日干しをしました。
毎日毎日、猛暑の中、何百キロもの穀物たちを人力で動かすのは体力的に大変でしたが、これも、ここの土地にあっていて、栽培しやすく、おいしい品種を探すため。手間を惜しんではいられません。
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ようやく仕上がった小麦を、ドイツ製の石臼製粉機で小麦粉にして「ふるい」で篩って3品種の小麦の試食会です。
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品種は「ナンブコムギ」「ユキチカラ」「キタノカオリ」です。東北や北海道の品種。いずれも耐寒性、耐雪性に優れた中強力粉。
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小麦の味をしっかり確認するために、水を加えただけのパンケーキです。

どれも、小麦の味がしっかりあって美味しかったですが、それぞれの特徴もはっきりあるので、今年の秋の種まきをどの品種に絞るか、迷うところです。

皆さんはこのパンケーキ、あまり真似しないでくださいね。普通に「おやつ」として食べるには、卵や牛乳、砂糖などの甘味がある、通常のレシピの方が美味しいですから。

それにしても、小麦の味ってわかりますか?

お好み焼きや天ぷら、餃子やうどんで小麦粉を使いますが、あまり、小麦を意識することってないと思います。ツナギであったり、衣であったり、麺もコシや喉越しがポイントだと思いますが、本当においしい小麦は、小麦粉自体が美味しいのです。

私は、自家製の小麦粉でつくる餃子が大好きなのですが、我が家の餃子は具を食べるのではありません。皮を味わうのです。それくらい、小麦が美味しいのです。震災以来、3年ぶりの自家製小麦粉です。

蒜山耕藝の小麦は、パン屋タルマーリーさんでも、使っていただくことになっています。蒜山耕藝としても、今年は試作となりますが、うどんにしたり、小麦粉にして、いろいろな加工品をつくってみたいと思います。

最近の収穫の記事の締めはいつもこのセリフになってしまってスミマセン。

”来年は本格的に栽培したいと思います。ご期待ください。”

桑原広樹
by hiruzenkougei | 2013-07-16 18:58 | 野良しごと