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カテゴリ:藝のつながり( 17 )
土と過ごす一日
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朝の光の下、土の山。
今日は左官職人の佐治さんにお越し頂き、土壁の「土づくり」ワークショップを行いました。
土壁の土がどのようにつくられているのか。
そこに興味を持ってしまう、濃いメンバーが集結しました。

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土に水を入れ、

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藁を入れ、

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とにかく混ぜます。
鍬を使い、足で踏み込み。

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手押しの耕耘機も活躍し、こんな風にとろとろの土に。
光はもう夕暮れです。


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光に反射するとても美しい「土」に。
土壁にするとどんな色合い、風合いになるのでしょう。
想像しただけでわくわくします。


たくさんの方の力をお借りして、土壁のもとが仕上がりました。


「くど」の壁になったとき、今日のこの空気を思い出せるなんて、本当に幸せなことだと思います。
力を貸してくださったみなさま、本当にありがとうございます。


明日も引き続き、田畑の作業と並行しながら土壁をつくり続けていきます。



高谷絵里香
by hiruzenkougei | 2014-05-18 22:58 | 藝のつながり
蔵の解体ワークショップに参加してきました。
今日は「くど」の土壁塗りに向けての勉強のため、蔵の解体ワークショップに参加してきました。

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このワークショップはいつもお世話になっている左官職人の佐治三津弘さんが主催しているプロジェクト「蔵をいただく」の一環で、蔵が必要でなくなった人と蔵を建てたい人をつなげるプロジェクトです。
解体した材料を捨てることなく、材料も人の思いも余すことなく使って新しいいのちを吹き込むもの。

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東京から駆けつけた早稲田大学の大学院で土蔵の研究をしている院生やそのOGや、地元の建物オタクの方と一緒にガシガシと。

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これから土壁を塗るにあたって何にも知識の無い僕はネットで調べてみてもいまいちピンとこなかったのですが今回壁を壊すことで腑に落ちることばかり。

壊すことで構造を知り、壁を構成している一つ一つの材料の意味を知る。

壊すのに苦労するのはいい壁である証拠。

土と藁縄が交わると強度が高まることを「壊す」という作業で体感し、くどでも藁縄を小舞にかけようと思ったり。

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藁と土を混ぜるにあたってどうすべきを感じたり。

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こういうことって本当に楽しくて、こんな楽しいことは自分達だけでやるなんてもったいなくて、くどをつくりあげていくにあたって興味のある人にできるだけ参加してもらいたいなと思います。

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もし興味ある方がいたらぜひ連絡くださいね。

高谷裕治
by hiruzenkougei | 2014-03-23 23:12 | 藝のつながり
奥出雲牧場へ
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蒜山でも見つけました。ふきのとう。
昨日の雪でまた埋もれてしまいましたが、少しずつ、着実に、春が近づいています。


冬は雪で閉ざされる蒜山はオンオフがとてもハッキリしています。
農閑期である冬の楽しみのひとつは会いたい人に会いに行くこと。
今週も素敵な出会いがたくさん。


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タルマーリーのカフェで頂いてその美味しさと溢れる生命力にびっくりした、奥出雲牧場の牛乳。
イル・リコッターロの竹内くん夫妻が奥出雲牧場の成瀬さんに会いに行くと聞き、私も行きたい!と同行させて頂きました。

小雨の降る中牧場を案内して頂きました。
牧草地とその後ろの山。全貌を見渡す事ができない位広い牧場でのびのび暮らしている牛たち。
その穏やかな表情としっかりとした体つきで、どんなに健やかに暮らしているのかが伝わってきます。

成瀬さんにいろいろなお話を伺ったのですが、一番印象に残ったのが「農地をつくるのには時間がかかる」ということ。
酪農家である成瀬さんからこの言葉が出てくるということに驚き、とても感銘を受けました。
成瀬さんはいかに牛たちが健やかに暮らしているかということを最優先にされています。
牛が食べる牧草も肥料や農薬を使わず、そして購入した種を蒔くこともせず、その土地にある草を移植して増やしていくのです。
牧草地を自然に広げていくために、長い長い年月をかけて牧場を作り上げていらっしゃいます。

成瀬さんのお話を伺いながら、ついつい結果を早く求めてしまいがちな自分に気がつきました。


こうしたい、ああしたい、ではなく、自然に沿って農を営むには今どうするべきか。


春を前にとても大切なメッセージをいただきました。



高谷絵里香



<蒜山耕藝Facebookページ>
blogではお伝えできない日々の小さな出来事や、タイムリーなお知らせをUPしています。 →
by hiruzenkougei | 2014-03-22 21:24 | 藝のつながり
IL RICOTTARO wedding party!!
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先週末私たちの大切な友人であり、尊敬する生産者でもある竹内さん、なおちゃんのwedding partyがありました。


蒜山でチーズ農家を営み、「IL RICOTTARO」というカフェも開かれている彼ら。
(以前のブログはこちら →  )


ご自身のお店で開かれたpartyはそれはそれは温かく幸せな空気に満ちていました。
花嫁なおちゃんのアイディアで雪の中にろうそくを灯したり、参加者みんなで花を飾り付けたり。

お料理やお酒はオカズデザインのお二人が担当!心のこもった美しい一皿一皿に、会場のあちこちからため息がこぼれていました。

竹内さんがつくられたチーズや天然酵母のパン。
竹内さんが懇意にされている牧場からこの日のために豚を半頭頂いて、オカズデザインさんが丁寧に余すところなく美味しくお料理してくださって。
口に入れたときのみんなの幸せな笑顔と言ったら。
「おいしいね〜。」と顔を見合わせる瞬間の積み重ねが、何より平和で幸せな時間でした。
オカズデザインさんたちはお肉だけでなく、野菜もワインも竹内さんのように誠実な日本のつくり手の方々の食材をセレクトされていて、そんな中に私たちのにんじんやうどんも使っていただけたこと、心から誇りに思いました。

ケーキは蒜山で暮らす綾夏ちゃんの心のこもった手づくりケーキ!
真っ白に光る、愛があふれる優しいおいしさのケーキでした。


「いのち」と向き合い、だからこそ本当に美味しいチーズづくりを追求されている竹内さん。
そんな竹内さんらしい素晴らしい食卓だったとしみじみ感じています。


改めまして、本当に本当におめでとう。

これからもふたりに恥じない生産者であろうと心に強く誓いました。



高谷絵里香
by hiruzenkougei | 2014-02-26 13:19 | 藝のつながり
石川杜氏の酒づくり
雪の降りしきるなか、コルトゥラーダの保坂夫妻と、広島県竹原市の竹鶴酒造さんを訪問しました。
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と、本来、酒蔵訪問記は、蒜山耕藝日本酒担当(そんな担当あったか!?)ゆーじさんが書くはずなのですが、広島に向かう高速道路で、またも車の故障。泣く泣くゆーじさん一人、残ってもらって、私、桑原とえりかくんが、保坂家の乗用車に乗せてもらいました。

ということで、今回は、発酵素人の私がレポートいたします。今回は、お忙しい仕込みの時期にうかがいましたので、本当にさわりのお話しかお聞きすることができませんでした。次回、お話をお聞きする機会がありましたら、じっくり、ゆーじさんに報告してもうらことにしましょう。

今回、お話をお聞きしましたのは、日本酒業界の有名杜氏である、石川杜氏。泊まり込みでの作業が続く仕込みの期間。半日もお時間を割いていただきました。本当に、ありがとうございました。日本酒造りはもちろん、イタリアワインやビールの注ぎ方、後醗酵茶として知られる阿波晩茶まで、あふれ出るお話にあっという間に時間が過ぎてしまいました。
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石川杜氏は、生酛(きもと)造りとよばれる、もっとも伝統的な酒造りの手法での酒造りで有名です。生酛造りは、じつに多様な菌や酵母が長時間かかって醗酵していくため、腐敗のリスクも高く、とても難しい製法とされています。しかし、そのお酒はとても複雑で力強く、まったりとしていながら、すっきりともしていて、長期熟成にも適した、とーってもおいしいお酒です。

蒜山耕藝ではこの竹鶴酒造さんも含め、中国地方の酒蔵を中心とした、生酛造りの日本酒が常備されています。

そんな大変おいしい日本酒をつくられている石川杜氏ですが、生酛造りという製法にこだわりがあるわけではないと言います。というか、そもそも「自分がお酒を造っている」という感覚ではないそうです。

素材が持っている醗酵のちからを、最大限引き出すこと。醗酵仕切らせることを常に意識しているといいます。それに一番適した方法が、生酛造り。健全な酒をつくること、命が備わった酒かどうか?それしか考えていないといいます。
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(仲仕事という工程。麹蓋に盛った麹が温度が上がりすぎないようよく混ぜる作業。)

こういう味や香りにしたい。とか、そういう着地点を狙った酒造りはしない。酒造りは子供と同じ。身長が何センチで、数学が得意な子供にしよう!なんて親はいない。酒に失敗はない。どんな酒でもかわいいんです。健康で命のエネルギーに満ちあふれたお酒にしようと思ったら、着地点なんて考えた酒なんてつくれないんです。

あふれる情熱で、ご自身の酒造りの魂を私たちに伝えていただきました。

「どれだけ自然に沿った酒造りができるか?自然と一体化できるか?それしかないんです。技術じゃないんです。」

私たち、蒜山耕藝も、まさしく、そういった感覚を目指しています。
それを体現し、素晴らしい酒造りを実践されている石川杜氏と蔵人の方々、それを支える竹鶴社長。酒造りの技術もさることながら、そんな皆さんの姿を拝見できたことが、今回の一番の収穫なのかもしれません。

桑原広樹

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柿渋でピカピカに磨き上げられたこの広間で、酒母がつくられます。

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こちらの半切桶に酒母を入れ荒櫂(あらがい)を入れて摺ります。これが山卸(やまおろし)という工程で、生酛(きもと)造りの特徴的な工程です。

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天然の蔵つき酵母が下りてきて、酒母になりました。乳酸菌の本当にいい香りがします。
by hiruzenkougei | 2014-02-09 01:21 | 藝のつながり
冬の種市へ
1月24日、25日と東京は吉祥寺で開かれました古来種ファーマーズマーケット 冬の種市に人参を持って参加してまいりました。
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両日とも本当に盛況で、時間帯によっては入場制限がかけられるほど。

いつも蒜山耕藝の米や野菜をご購入いただきながら、お顔を拝見したことがない関東のお客様の方々が何人も、わざわざ、会いにきてくださって、たくさんの励ましをいただきました。それはそれは、幸せな時間でした。

そして、楽しい時間は過ぎていって、、、。

種市の最後を飾るトークイベントに。こちらも100人の会場がぎっしり埋まる盛況ぶり。すごい熱気の中、濃密な時間を過ごすことができました。

我らが盟友「オカズデザイン」さん、オーガニックベースの「奥津典子」さんと先輩農家「すどう農園」さん、我々「蒜山耕藝」

そして、編集者、執筆家の山村光春さんをナビゲーターに3部構成でお話がすすみます。

古来種(在来種、固定種)を大事にしよう!というテーマのイベントなんですが、そこにある精神は、単純に、現在のF1種や農業のあり方を否定する善悪二元論ではありません。それぞれの立場から、自らの生き方を考えるきっかけになるということを出演者の皆さんはおっしゃっていました。

オカズデザインのともさんは「素材に寄り添うことを大切にしたい」と。「古来種は実際にモノがくるまでどんな状態で、どんな大きさで来るのか全く分からない」ことが多いそうです。以前使ったことがある品種でも、生産者が違えば全然違うものだし、おなじ生産者でも時期が違えば、硬さや味は変わってくる。だから、気を抜くことができない。でも、料理というのは本来そういうものだ。と。

レシピありきではなく、今、手に入る素材を徹底的に活かす方法を考えて工夫する。そうあるべきだし、それが一番おいしいと、おっしゃっていました。

今回のイベントで、在来品種の大豆を使うにあたり、薄皮がないほうがよいと判断して、加熱した大豆、一粒一粒すべての薄皮を手で剥いたそうです。いったい何千粒剥いたことでしょう。しかも、そういう苦労をしても、いつもは一言もいいません。「食べてもらえば分かりますから」

奥津典子さんは、自らをマクロビオティック研究家といわれることに違和感があったといいます。誤解と手垢にまみれてしまったマクロビオティックという、カテゴリーのラベルを自分に貼られるのは嫌だったと。でも、全くの肩書を外してしまうと、自分がやっている仕事の説明に毎回、膨大な時間が必要になってしまう。そんなジレンマがあったといいます。

今の世の中、たくさんの情報が氾濫しています。インターネットが普及する前に比べて、何十倍、何百倍も、多くなっていることでしょう。
情報が氾濫すればするほど、それに接した人は、一つ一つの情報を吟味することなく、今までの知識で作り上げたカテゴリーの箱に情報をポイポイっと入れて、わかった気になってしまう。

古来種を大事にするということは、F1種が悪いとか、伝統野菜が良いとか、単純にカテゴリーに入れることではなくて、むしろ、品種ごとの、いや、同じ品種でもばらつきが出てくる古来種の野菜たち一つ一つの個性を大事にしてほしいという思いであると思います。

野菜に限らず、自分が食べる食べ物や、衣服など身の回りのモノを購入する際に、便利さや価格の安さだけで決めるような、そういう安易なカテゴライズでの評価をしないでほしいと奥津さんは言います。そういう選択や扱いは、必ず自らの身に還ってくると。

今、企業に使い捨てされる若者の話題が頻繁にメディアに上ります。その若者がどんな性格をしていて、どんないいところがあって、どんな夢をもっているか、とか、そんなことは全然関係なく、単純に作業スピードや時給が低く雇えるかとか、あらかじめ決められた評価軸でカテゴライズされ、比較され、酷使されるのです。
しかし、それは、私たち一人一人が創り出している世界なのですよ。と。おっしゃっていました。

種市にはそんな深い意味があったのですね。

とても感動しました。今もその後遺症は続いていて、ほやーんとしております。

私のおぼろげな記憶なので、実際の発言とは違うのかもしれませんが、私が受け取ったメッセージはこんな感じでした。もっとたくさん、いろいろおもしろいお話があったのですが、もう、お腹一杯、胸一杯。
きちんと消化して、春から、また、畑と田んぼ。頑張りたいと思います。

桑原広樹
by hiruzenkougei | 2014-01-30 02:45 | 藝のつながり
円山生活の会、いってきました
まだ心がじんわりと温かいのです。

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写真:前崎成一さん


昨日は円山ステッチにて蒜山耕藝としてはじめての「自然栽培 畑ごはんの会」を開催することができました。
円山生活の会を主宰されている明子さんにお声をかけて頂き、実現したこの会。
明子さんやお越し頂いたみなさんに助けてもらいながら、私にとって本当に心に残る時間を過ごさせていただきました。
私のつたない話を優しい表情で聞いてくださるみなさん、蒜山耕藝のトマトや茄子、タルマーリーのパンをしみじみ味わっていただき、それぞれの感性でご自分の中に響かせていただいたこと、しっかりと伝わってきました。


みなさんから頂いた言の葉がひらひらと私の心に降り積もっててくれました。


ご自身のからだのこと、ご家族のこと、毎日の暮らしのこと。
それぞれの方が蒜山耕藝の作物という「食」を通して今一度ご自分と対峙してくださったことが本当に嬉しく、感激しました。
本当の豊かさってなんだろう。
本当に大切なものってなんだろう。
毎日の小さな選択、行為の積み重ねにしかその答えはないのかもしれません。


円山ステッチの明子さんはずーーっと長い間そのことを実践されているんだなぁと、昨日改めて実感しました。そして円山生活の会にいらっしゃるみなさんも。
できることばかりじゃない、できないことも含めて自分の暮らしをきちんと見つめること。
そうして生きている人の清々しく力強い存在感。にじみ出る優しさ。
昨日はみなさんからそのことをたくさん学ばせていただきました。


移民のときも感じたこと。感謝してもし尽せない程の感謝の気持ち。
愛に溢れた時間でした。本当にありがとうございました。


緊張しながらいっぱいいっぱいだった私は全く写真を撮ることができませんでした!
明子さんがこんなに素敵な言葉と文章で紹介して下さっています。
ぜひぜひご覧ください。 → 




高谷絵里香
by hiruzenkougei | 2013-09-08 22:31 | 藝のつながり
道法さん、来蒜!!
先日のことですが、肥料を施さず安全でおいしい果物・野菜作りの技術指導をされている(株)グリーングラスの道法正徳さんが蒜山に来てくださいました。

道法さんと初めてお会いしたのはまだ私が千葉で研修している時でした。
まさか自分の圃場に来てもらえることになるなんて不思議な感じがします。

道法さんと言えば果樹の切り上げ剪定で有名ですが、その技術の根本にあるのが植物ホルモンの働きです。
植物ホルモンは果樹だけのものではないので、その原理をお米や野菜つくりにも応用されています。

さて、今回アドバイスして頂いたのはハウス栽培のトマトと露地栽培のナスです。

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道法さんの講義は以前何度か受けていたので枝の仕立て方など見よう見まねでやってはいたのですが、、、

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いろいろ修正すべき点がありました。

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姫とうがらしで練習。


でも今回剪定や枝の仕立て方以上に、
光合成や呼吸、「水」の役割と利用方法、畝についての考えかたなど
とっても大切なことを気付かせてもらえました。


農業には多くの作業とそれに伴う技術があります。
気候のこと、土のこと、植物のことを深く考えず作業を進めていることが自分もまだまだ多く反省です。

改めて自分の人生のテーマである「つくる」ということの意味を考える良い機会となりましたが、その辺のことは状況報告も兼ねて後日書きたいと思います。

道法さん、本当にありがとうございました!!

明日も夜明けからトウモロコシの収穫です。
朝露で洋服がびしょ濡れになりますが、採ってすぐ食べるトウモロコシは本当に美味しいです!
ぜひ一度お試しを!と言いたいところですがこればっかりは難しいですね。

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高谷裕治
by hiruzenkougei | 2013-08-16 22:45 | 藝のつながり
C'est la vie
今日はとても寒い一日でした。


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蒜山の桜は見頃のピークを迎えています。

そんな中、フランスからジャックさんとナタリアさんが遊びに来てくれました。
私たちと一緒に1週間、蒜山での暮らしを体験してくれています。


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毎日共に食卓を囲み、農作業を手伝ってもらったり、集落のお花見に参加したり、ご近所さんのお宅へお邪魔したり…。


二人といっしょの時間を過ごしていると、ハッとする瞬間がそれはもうたくさんあります。
ああ、今私は素晴らしい時間を生きているんだ、と。


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たくさん笑いながら、よくこんな言葉を口にします。
「C'est la vie!」(それが人生さ!)
「人生はとても美しいです。」


私たちが何気なく過ごしている日常が、彼らと過ごすことでとてもビビッドに目に映り、「人生を楽しむ」という一番大切な感覚を研ぎすませるような毎日です。


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今日は3人で蒜山の天岩戸へ。


帰りの山道、桜の下で写真を撮っていると…


プォーーーーーーーーーーーーー


どこからかとても美しい音色が。


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振り返るとニッカポッカを着こなした素敵なおじさまが尺八を吹いてるではありませんか!
なんでこんなところで?
「どうして笛を吹いているんですか?」と聞いてみると、



「桜が美しいから。」




C'est bon!日本人も負けていません!
私も美しい人生を楽しみたいと思います。



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高谷絵里香
by hiruzenkougei | 2013-04-19 23:07 | 藝のつながり
「住まい」から学んだこと

蒜山耕藝の今年の目標のひとつに、自宅兼事務所の改装、そして蔵づくりがあります。


そんな私たちの動向を察して、COLTRADAの保坂道子さんが「住まいのお話を聞きに行きませんか?」と誘ってくださいました。
岡山県新見市でワイン造りを志し、力強く誠実に、前へ進まれている保坂さんご夫妻。
奥様の道子さんは a tavola! のゆかりさんが主催されている大人気の講座、「食と暮らしのものさし作り講座」の講師をされています。
これから何かを選択するときにその人自身の「ものさし」をつくっていけるように、道子さんが長い時間をかけて培ってきた経験や深い知識を毎回惜し気も無く伝えてくださっています。


道子さんをナビゲーターに向かった先は、愛媛県にあるAA STUDIOさんでした。



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建築士の橋詰さん、徳永さんに暖かく迎えて頂き、まずは建材のこと、襖、畳のこと、ひとつひとつとても丁寧に教えて頂きました。ここでは書き切れないような情報量だったのですが、どの材料をとっても現在の家づくりはこんなにも本質からずれてしまっているのか…と驚きの連続。
ある程度想像はしていたのですが、ここまでか、と。
そして家自体の構造までも。温暖湿潤で地震の多い日本に適していた昔ながらの家づくり。それが戦後がらっと変わってしまいます。
「総持ち」という概念でつくられていた家づくりから、一部に負荷をかけて一見頑丈にしたように見える家づくりへ。このお話を伺っているときに、色んな菌がバランスを取って醸していた世界から、純粋培養の菌の世界へ変わっていった発酵の話を思い出しました。



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食べものの世界にも通じるのですが、私たちが価格の安さや目先の合理性、時間の短縮を重んじるばかりに、失いかけている「本物」の素材、技術のなんて多いこと。
失いかけている、と書きましたが、もしかしたら既に失ってしまっていることはたくさんあるのかもしれません。
自分たちの世代のことだけを考えるのではなく、次の世代、その先の世代へ繋いでいくことを考えれば自ずと見えてくる選択があると思います。
そのことを実践されているAA STUDIOのお二人の暮らしぶりが、とても満ち足りたものであることは、ほんの一日滞在させて頂いただけでもよく伝わってきました。



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今の世界では本質を見極める努力が必要なんだと改めて思いました。表面的なアプローチが多いから、惑わされることなく。
でもその努力は決して苦しいことではなくて、本当はどんどんスッキリ幸せになる愉快な道のりだと思うのです。


あることを自分自身のものさしで判断し、選択すること。
それはイコール「生きる」ことなんじゃないかと思います。


誰かに幸せや心地よさの基準をゆだねるのではなく、自分の感覚で選び取ること。
今の自分のことだけでなく、その先の世代へ繋ぐ選択をすること。
お金や効率といった目先の利益で判断しないこと。


本来の「住まい」について学びながら、改めて実感したことです。



高谷絵里香



★蒜山耕藝のFacebookページも日々更新しています。

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by hiruzenkougei | 2013-02-19 16:46 | 藝のつながり