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蒜山耕藝
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ニンジンのおはなし
先日、秋野菜の種まきをしました。

写真の左奥の方に手押し式の黄色い播種機が小さく写っています。こんなのでコロコロ押してニンジンとかダイコンとかの種を撒きます。
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ニンジンは手前に数列、草のようなものが生えていますが、それがニンジンです。
これは7月20日に撒きました。本当は、写真の畑、全体に種を撒いたのですが、種の保存状態が良くなかったのでしょうか。2年前に自家採種したものは、全然、芽が出ませんでした。瓶詰めにして乾燥材もいれたのですが。原因は不明です。

この種は、私の師匠が30年以上自家採種してきた師匠の分身のような大事な大事な種を譲っていただいて、3年間私がとってきた種だったのです。苦みやえぐみは全くなく、すっきりとして、それでいて濃厚な甘味がある。どんなニンジン嫌いな人でも「え?これニンジン?おいしい!」と言ってしまうほど、なんとも言えないおいしいニンジンでした。

でも、私が繋いできたきた種は絶えてしまいました。少し残っていますが、多分、これを撒いても芽は出ないでしょう。今、数列芽が出ているのは、念のため購入した固定種の品種「黒田五寸」です。
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残念ですが仕方ありません。よく師匠は言っていました。

「本当は他人が作り上げた種じゃ意味がないんだ」

私たちが取り組んでいる自然栽培は、土と種と人(生産者)の三つの要素がうまく調和がとれていないとうまくいかないと言われています。未熟な人間が、土づくりをやっていない畑にいくら良い種を撒いても、うまくはいかないのです。

たとえ偶然うまくいったとしても、毎回うまくいくとは限らない。ゼロから積み上げた経験が、うまくいかない時に乗り越える力になる。

多分、種をもらおうと思えば、もらえると思いますが、それはやらないほうがいいんじゃないかと、なんとなく思います。ゼロから新しい土地で始めた私たちは、種もゼロから積み上げなさい。と言われている気がします。芽を出してくれた、この「黒田五寸」で種を取っていこうと思います。そう蒜山耕藝のニンジンはここから始めます。どんなニンジンになっていくのか楽しみです。

桑原広樹
by hiruzenkougei | 2012-08-26 23:28 | 野良しごと
一年目
昨日で蒜山に来てちょうど一年
昨晩、大家さん宅でお酒を飲んでいる時に思い出し感慨深い気持ちに。

縁もゆかりもなかった蒜山
そもそも「蒜山」という漢字も読めなかったのに
1年後にこうして暮らしていけてるというのは不思議な感じがします。

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数日前、大家さんのとても素敵な果樹園&畑にある小屋で、
自分が考えていることをたくさん話しました。

ここの自然のこと
暮らしのこと
文化のこと
そして蒜山耕藝としてやっていきたいこと

昨日、お酒を飲みながら大家さんがその時のことを引き合いにだし、

「あんた達と話していると本当に楽しいな〜」

と言ってくれてグッときました。

夢みたいに思われるような話ばかりしてたけど、
1年経って、今の自分達の暮らしや田畑に取り組んでいる姿を見た上で
そんな言葉を言ってくれるなんて本当に嬉しいこと。

節目となる日にお祝いのプレゼントをもらったような気持ちです。




たかや ゆうじ
by hiruzenkougei | 2012-08-24 20:12 | 考えごと
真夏の夜のラタトゥイユ
福岡からデザイナーの前崎さんがミーティングのために蒜山に来てくれました!


とにかく蒜山耕藝の野菜を味わっていただこうと、穫れたての夏野菜でラタトゥイユを用意しました。


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水茄子、真黒茄子、かぼちゃ、トマト(ゴールデンクィーン、アロイ)、にんにく。
タマネギだけは別の農家さんのものですが、その他はすべて蒜山耕藝の畑から。
調味料はオルチョ・サンニータ(オリーブオイル)と岩塩のみ。


水も一切加えず、お野菜から出る水分だけで煮込んだラタトゥイユ。
魚介の出汁でも入っているかのような濃厚な仕上がりにびっくり。
(煮込んだ後の写真を撮り忘れてしまいました…。)
特に大きくカットした水茄子の存在感が美味しかった。




こちらは水茄子のステーキ。


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イル・リコッターロのリコッタ・サラータ(塩漬けのリコッタチーズ)をたっぷりかけて。
ううー、ジューシーで美味しい!リコッタとも相性抜群です。
冷めてからの方が味も水々しさも際立って美味しくなります。



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加熱用のトマト各種をオーブンで焼いて試食。
ゴールデンクィーン、サンマルツァーノ、なつのこま。
なつのこま、味の輪郭がはっきりしていて一番美味しかったです。
ここ蒜山の気候に合っているのかもしれないね、とみんなで話していました。



気がついたらワインを4本開けて、蒜山耕藝のこれからについて、
そして、この日本でどう暮らしていくのか、どう生きていくのかについて熱く語り合った夜でした。
満点の星空と天の川を観に夜の散歩にでかけたことも、
浮いた話で転がるくらい大笑いしたのも、とてもとても幸せな時間でした。
前崎さん、本当にありがとうございます。





そしてラタトゥイユの残りは本日のランチに。


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お米をオリーブオイルで炒めて、



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スープで煮込んで、



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ここでも、リコッタ・サラータをたーっぷりかけて、



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蒜山耕藝リゾット!








追記:前崎さんのブログで今回の視察&ミーティングのことアップして頂きました。
前崎さんの視点から紹介頂いた「蒜山耕藝」。
ぜひご覧になってみてください。写真も言葉もほんとうに美しい。





高谷絵里香
by hiruzenkougei | 2012-08-21 19:37 | 最後の晩餐
「大宮踊」に触れて痺れる
蒜山には国の重要無形文化財指定の「大宮踊」というものがあります

古くから蒜山地方に伝わる盆踊りで

いつから始まったのかは不明
歌詞も不明
踊りはとてもスローで独特

民俗学的なものが好物の自分としては見逃してはならないということで蒜藝メンバ−で行った来ましたけど、いや〜痺れました。

花火が終わると真ん中の舞台にいる男性が歌い始め
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太鼓でとても変則的な調子を打ち
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浴衣を着て踊るというか舞います
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徐々に人も増え、若い人も加わり
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一重だった輪が三重になり
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途中、こんな人や
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こんな人が出てきて、交わります
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心にくる雰囲気で
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痺れました...

いつからなのか
なぜ生まれたのか
なにを言っているのか
踊りは何を表現しているのか

はっきりしたことはよくわからないけど、
今の今まで続いていることだけは紛れもない事実

自然環境が厳しい蒜山という場所において
人々がずっと「してきたこと」について思いを巡らせる

踊る人達を見ながら
昔の人々の暮らしを想像すると
なんだか胸がキュンとなる

大宮踊の奥底にあるものが
あるかどうかさえもわからない

だけど

自分の暮らしや田畑と向きあっていると
ふとそこに近づいているような感覚を覚える瞬間がある

不思議な感覚

自分も踊ってみようとしたけどあまりにもできなかったので
来年は輪の中に入りたい

実家から浴衣と下駄を持ってこよう

たかや ゆうじ
by hiruzenkougei | 2012-08-19 22:46 | できごと
朝穫り野菜販売!in.タルマーリー
本日8月17日、勝山のタルマーリーさんで蒜山耕藝の朝穫り野菜を販売させて頂きます。

トウモロコシ1本150円、水茄子1パック240円。

茹でるだけ、焼くだけ、シンプルで簡単な調理が美味しい自然栽培の野菜をこの機会にどうぞお試しください☆



高谷絵里香
by hiruzenkougei | 2012-08-17 07:49 | 収穫のお便り
水田のロケーション
こんにちは。
今日は蒜山耕藝の水田、田んぼがどんな場所にあるかのお話。

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岡山県には県民誰もが知っている三大河川があります。
東から順に「吉井川」 「旭川」 「高梁川」です。

そのうち岡山市街地、あの後楽園の脇を流れて瀬戸内にそそぐ「旭川」の水源地がここ蒜山なのです。我々が蒜山に移り住んだの大きな理由の一つとして、ここの水の良さにあります。
累積積雪が2mを越える降雪量を背景とした豊富で清涼な水がここにはあります。

もともと畑を探して蒜山にやってきた私たちですが、この水を見て稲を栽培しないわけにはいかない。ということで、水稲を始めたわけです。四苦八苦しながらも、その奥深さと面白さに高谷君はハマってしまったようです。

そのような、自然環境に恵まれた私たちの農園なのですが、そのなかでもとびきり素晴らしい環境の田んぼがいくつかあります。

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↑この田んぼは左右を林に挟まれています。日照的にはあまり恵まれていませんが、他の田畑や住居からの排水が全く入り込まない、山からの清流をそのまま引き込んでいる圃場です。このような田んぼが私たちの圃場の6割ほどあります。

米の品質を決めるのは水や空気だけではないと思いますが、大きな要因を占めるであろうことは、だれでも認めるところではないでしょうか。とくに私たちの取り組む「自然栽培」は、日と水と土でつくると言われるように、圃場には何も入れません。水も全く汚しません。源流域で栽培するにもっともふさわしい栽培法だと思います。私たちの暮らす地域から流れる水が下流域の人々の生活に使われる。水道水にもなるのです。水源地に暮らすものとしての責任も感じます。

清涼さとひきかえに水は飛び切り冷たいです。この酷暑が続く時期でも、手を数分も浸しておくことができません。特に育苗と田植え直後の水管理に非常に神経を使います。初期生育の遅れや障害は、減収量や病気の要因となります。今は出穂期、病気の兆候が出かかっていますが、今年の梅雨明け後の好天に恵まれて、なんとかここまでは順調に来ています。

あとは私たちの取り組み次第。言い訳はできません。みなさんにおいしい源流のお米をお届けできるよう、残りの一か月。稲クンたちに寄り添って登熟を見守っていきたいと思います。

桑原広樹
by hiruzenkougei | 2012-08-15 00:34 | 蒜山の風景
抜けない「はんだ牛蒡」
先日、島根県で自然栽培に取り組んでいる反田氏のところに訪問してきました。

「洪水と共存」を一生のテーマと公言している彼の取り組みを見ていると、自然栽培=無肥料無農薬栽培ではないということと、その道を歩んでいくことの魅力を改めて感じます。

そのあたりのことをこのブログで詳しく書こうと思っていたのですが、口では言えても文章にするのは難しいので断念し、
今回は彼の代名詞とも言える「はんだ牛蒡」を紹介します。

反田氏の農地は島根県江津市桜江というところにあります。
大きな江の川沿いにある桜江は、川が運んできた肥沃な土壌が堆積されています。

画像でみるとこんな感じです
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ユンボでゴボウの横を掘ったところです。
見えづらいかもしれませんが、50〜60cm掘っても地層の変化はありません。
そして見事なまでの砂壌土。
以前、反田氏が可能な限り掘り下げたけど何m掘ってもずっと同じ土だったそうです。

普通なら数十センチ掘れば赤土や固い粘土層が出て来たり、川沿いだったら石がゴロゴロ出て来たりするのもですが、こういうのは見たことがありません。
ここまで堆積されたということは並大抵の水量ではないことは想像に難くありません。

「洪水と共存」との言葉通り、毎年のように洪水被害のある土地なのです。
しかも洪水とは簡単には言えないようなスケールの大きい洪水です。
行けば驚くと思いますが川を渡る橋が非常に高く、畑に立ちながら20m以上も高い所を指差して「あの辺まで水があがりますよ」というほど。

もちろん田畑は完全に水没して水面から竹が見えるくらいという状況になると言います。
日本でそういうところがあるなんて知りませんでした。

洪水は農業経営に致命的なダメージを与えかねないけど、その洪水が上流の土や砂だけでなく山の腐植という恩恵を運んでくれたものでもあります。
その土地の自然や環境としっかりと向き合い、人と自然がともにつくりあげていく。
そういう姿勢で作物をつくるということが自然栽培の一つの姿であると思うのです。

そういう意味で、反田氏の「洪水と共存」という決意が見事に表れているのが
「はんだ牛蒡」だと思うのです。

ゴボウは一般的に収穫機で一気に収穫していくものなので反田氏もそれを使用しているのですが、
自然栽培のゴボウは根が深く入りすぎて抜けないことが多いとのこと。
なので写真のようにユンボでゴボウの脇を掘ります。
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ユンボで掘り上げられた土。石が無いのがわかりますね。

この穴に人が入って手で抜きます。
根はそうとう深くまで入っているので全体が抜けることはまれで途中で切れます。
生育が良いのは2人掛かりでも抜けません。

収穫したゴボウはこんな感じです。
研修生の丸ちゃんが選別しているところです。
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とても長いけどこれ収穫の時に途中で切れてますよ。
実際にみると本当に驚きます。
ちなみに今シーズン、抜けたなかで一番長かったものは170cm!?
出荷する時は袋に入れるためカットしてしまうのだけど。

先に書いたように肥料を使用しているところは先細りになっているので収穫機で抜けるくらいなのですが、自然栽培のは先細りすることなくそれができないため手がかかるというジレンマがあります。

作業中におしゃべりしていたおばちゃんも
「昔からゴボウ作ってたけど、30〜40センチくらいの長さだった」
と話していました。

それって洪水が与えてくれた恩恵だけではこんなゴボウはできないということではないですか?

ゴボウが長ければ良いということではないし、
反田氏も長いゴボウを作ろうと思ってなかったでしょう。

ただ、洪水と共存する道を選び、その土地の自然の力と作物の力を活かす為に肥料に頼ることなく、
できる限りのことをした。
その結果が今のゴボウの姿だと思うのです。

桜江のその畑のあるところでしかできないし、反田氏という男がいなければこれは生まれなかった。

まさに「はんだ牛蒡」じゃないですか!!

私も同じ農業者として正直羨ましく思います。
思いはあってもそれがなかなか形にならないのが自然栽培の世界。
「はんだ牛蒡」のように生き方が具現化された(私の主観ですよ)ものはなかなかない。

まだ蒜山に移って一年経つか経たないかの自分がそれを求める段階ではないけど、目指す方向性として、いつか蒜山耕藝としてそういうものをつくりたいという気持ちがとても強くなりました。

反田氏との話では、まだまだ課題は山積みだそうです。
栽培上のことだけでなく、農業経営のこと、地域のこと、そして洪水とどう共存してくかなど。

彼のブログにはその辺のことがたくさん書いてあります。
独特の反田節で苦しいことや辛いことがたくさん。
でも不幸ではなくて、道を見つけたものが感じるであろう幸福感のような空気が漂う不思議なブログです。

反田氏と密に交流するようになってまだ数ヶ月。
短い時間の中でたくさんのことを学ばせてもらいました。

そして、私が言うのも変ですが、
同じ志を持つ者としてこれからも高めあっていけたらと思います。

「はんだ牛蒡」がとてつもなく根深くなり抜けなくなったように、
自然栽培という世界も今感じているよりもずっとずっと奥深いものなのでしょう。

ハマればハマるほど大変なこともでてくるけど、

その美しさ
その香り
その味

これを体験してしまったらもう後戻りはできません。

もっとそれを体験するために、
蒜山の自然と「共存」していこう

共に存在しているだけという「共存」ではなく、
存在を認め合いエネルギーの共鳴が起こる、
そういう意味での「共存」

このへんの理解はまた変わるだろうけど、
今のところはこんな感じです。

長々とお付き合いありがとうございました。
ゴボウなだけにお許しを。

たかや ゆうじ

★追記★

ブログを読んでくれた反田氏が彼の思いを書いてくれました。
「私とゴボウ」
私の投稿と合わせてぜひご一読を。
反田節が効いています。

関係無いけど、彼のブログの顔写真。
今と比べるとずいぶんふっくらしてるおりますな〜。
by hiruzenkougei | 2012-08-13 06:38 | 藝のつながり
トウモロコシ販売 in タルマーリー
こんばんわ。

急ですが、
トウモロコシ収穫第二弾が
明日から開始です

今回は夏休み明けのタルマーリーにて販売させて頂きます!
明日の朝収穫して、それを持って行きます。

相変わらずサイズは小さいですが、スッキリとした甘さ。
白砂糖のようなはっきりした甘さではなく、
色んな味わいの甘さのハーモニー。
後味もなんともまろやかです。

新鮮なら生で食べてもいいけど、
我が家ではオーソドックスに茹でて食べます。
ヒゲも取らずに皮も全部剥かないで1〜2枚残した状態で水から茹でます。
沸騰してから5分くらいで取り出して少し冷ましてかぶりつく。

アツアツもいいけど、冷たくして食べるのも個人的には好き。
甘さ引き立ちます。

ということで、お近くの方。
タルマーリーでお待ちしてます!

追記です。

自家採種が基本の蒜山耕藝ですが
トウモロコシはF1品種ですので悪しからず。


高谷 裕治
by hiruzenkougei | 2012-08-09 20:29 | 収穫のお便り
トマト!
こんにちは。
今日も蒜山は、お天気。雲がちょぼちょぼ空に浮かんでるだけで、あとはギラギラお日さまが照っています。
梅雨が明けてから、地元の人曰く「こんな雨が降らなくて暑い年はない」というほど暑い日が続いているようです。
”ようです。”と言ったのは、千葉から来た自分は涼しいなー。と思うから。
現在、手元の温度計は27.5℃。やっぱり涼しい。

今回は、今後、蒜山耕藝で力を入れていこうと思っている野菜「トマト」の様子をご紹介。
ここ蒜山は高原と呼ばれるように高冷地。寒暖の差が激しい気候と、石が多い圃場が多い我々の状況を考えると、夏野菜の中ではトマトがいいんじゃないかと思っているのです。

今年は、就農初年度ということで、準備が間に合わず温度管理も、播種時期もむちゃくちゃ。育苗の仕方が悪かったのか?定植した圃場が良くなかったのか?異常茎やいびつな果実になってしまったり、まだまだ課題はいっぱいです。もっともっとトマトのことを学ばないといけないなー。と思います。
ほんとはバンバン収穫する時期なのですが、まだ、色づくのをまっている状況です。トマトさんにも悪いことをしたなぁ。と思います。来年は雪解けと同時にしっかり育ててあげたいと思います。

蒜山耕藝は自家採種が原則。トマトも自家採種ができるよう固定種です。
試験的にいろいろな品種を栽培しています。順にご紹介。

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↑こちらは有機農法や自然栽培の方には有名な、F1桃太郎から選抜固定された「アロイトマト」

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↑こっちは日本の大玉トマトの元祖。「ポンテローザ」
アロイトマトと似てますね。似てます。わたくしも今のところ見分けがつきません
以上が生食用の大玉トマト。

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↑サンマルツァーノ
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↑フィオレンティーノ
以上の2つは調理用のイタリアントマト。水分が少なく、生でたべてもおいしくないですが、熱を加えるとものすごいうま味を発揮してくれる楽しみなヤツら。
イタリアン好きな蒜山耕藝のメンバーにとっては必須のアイテムです。結局は自分たちが食べたいものを選んでいるだけじゃ…。という突込みが聞こえてきそうですが、そうです!そうなんです!いろいろ偉そうに御託をならべておりますが、自分たちの食べたい!という思いが一番のモチベーションの元なのです。

自然栽培のトマトソースをアサクラパスタにからめ、イル・リコッターロのチーズと、タルマーリーのパンをロレンツォ氏のワイン(10年後だったら知る人ぞ知るコルトゥラーダのワイン)で流し込むのが、私の夢。その瞬間のために日々、畑に出ているといっても過言ではありません。

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↑こちらは「ゴールデンクィーン」

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↑これは「なつのこま」という芯止まりの珍しい品種。こちらも調理用に開発された品種です。この手の品種では珍しく固定種です。
支柱も雨よけもいらず、畑で放任。収量は普通の品種に比べて少ないですが、支柱の設置や芽かきの手間もいらず、収穫も一週間に一回でOK。なんとも頼もしいヤツです。畑での姿は↓の画像の通り。サツマイモの畝のようにモサモサしております。

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こちらはまだ食したことないので、どんな味か、楽しみです。おいしくできたら、来年はたくさん作ろうかと思います。青果としての出荷はもちろん、ホールトマトの瓶詰めやトマトピューレなど自分達でも加工して皆さんにご提供できたらなぁと思っています。
お楽しみに~。

桑原広樹
by hiruzenkougei | 2012-08-08 14:19 | 野良しごと
朝の日課とその風景
田んぼに行くのは毎朝の日課。

空がうっすら明るくなってきた頃、
年で目が覚めちゃうのではなく、気合いで起きます。

早朝のひんやりとした空気の中、田んぼに行くと、

ちょうど朝日が
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そして
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毎朝のことだけど
この空気感
Magic Hourです
やめられません

一番好きな時間
遊びに来てくれた人にも味わってほしいと思うけど
夜遅くまで話し込んでしまうのでいつも忍び足で出ています

でも昼間もとても綺麗なので
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それも良しかと思ってます

収穫までもう少し
少し焦れてますけど
1日1日を味わいながらその日を待ちます

高谷 裕治
by hiruzenkougei | 2012-08-05 21:03 | 蒜山の風景