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むぎゆ
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むぎゆ、麦湯、ご存知ですか?

暑い夏の日にごくっと飲みたい「麦茶」のことです。



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先日収穫した大麦。
桑さんがブログでも紹介してくれましたが、私たちはこの大麦で麦茶をつくりました。

さて、どうやって業者さんを探したらいいのだろう。
そんなときに相談に乗って下さったのがCOLTRADAの道子さんです。
自然栽培の素材を使った様々な加工品を企画製造販売されていた経験をお持ちで、蒜山耕藝にとって本当に頼りになるアドバイスをたくさん頂いています。

道子さんが紹介してくださったあるサイトを読み進めていると、とても気になる記述が。

「江戸時代の末期になると、麦茶は町人衆の気軽な飲み物、お茶代わりとして商品化されました。現在の喫茶店のような「麦湯店」なるものが出て、大いに繁盛していたようです。人々は縁台に座って麦茶を楽しみ、会話に花を咲かせたことでしょう。」

なんて素敵!麦湯店!

蒜山耕藝の麦湯をつくりたい!



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そんな想いを胸に辿り着いたのが、倉敷にある中川食品さん。
私たちのようなとても少ない注文でも親切に対応してくださる業者さんに出会うことができました。
「浅煎り」の麦茶をつくりたいという注文にも細やかに対応して下さり、本当に感謝しております。



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今、試作の麦茶を焙煎して頂いています。どんな仕上がりになるのか、うー、楽しみ!



試作の試作に伺ったときに「麦湯をつくりたいんです」というお話をすると…
見せてくれたのが1枚目の写真の銅板。「むぎゆ」の文字。
なんだか運命を感じてしまいました。



高谷絵里香
by hiruzenkougei | 2013-07-26 23:20 | 最後の晩餐
小麦の収穫
初夏の収穫のトリを飾るのは、加工品原料の王様、小麦です。
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今年は、たくさんの品種を試験的に作付けしたので、少量ずつの収穫となってしまい、機械で乾燥させることができず、天日干しで何回にも分けて乾燥させました。
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朝に拡げて、お昼にかき混ぜて、夕方になると取り込んで・・・。と3品種の小麦、ナタネ、大麦と、たくさんの穀物たちを天日干しをしました。
毎日毎日、猛暑の中、何百キロもの穀物たちを人力で動かすのは体力的に大変でしたが、これも、ここの土地にあっていて、栽培しやすく、おいしい品種を探すため。手間を惜しんではいられません。
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ようやく仕上がった小麦を、ドイツ製の石臼製粉機で小麦粉にして「ふるい」で篩って3品種の小麦の試食会です。
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品種は「ナンブコムギ」「ユキチカラ」「キタノカオリ」です。東北や北海道の品種。いずれも耐寒性、耐雪性に優れた中強力粉。
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小麦の味をしっかり確認するために、水を加えただけのパンケーキです。

どれも、小麦の味がしっかりあって美味しかったですが、それぞれの特徴もはっきりあるので、今年の秋の種まきをどの品種に絞るか、迷うところです。

皆さんはこのパンケーキ、あまり真似しないでくださいね。普通に「おやつ」として食べるには、卵や牛乳、砂糖などの甘味がある、通常のレシピの方が美味しいですから。

それにしても、小麦の味ってわかりますか?

お好み焼きや天ぷら、餃子やうどんで小麦粉を使いますが、あまり、小麦を意識することってないと思います。ツナギであったり、衣であったり、麺もコシや喉越しがポイントだと思いますが、本当においしい小麦は、小麦粉自体が美味しいのです。

私は、自家製の小麦粉でつくる餃子が大好きなのですが、我が家の餃子は具を食べるのではありません。皮を味わうのです。それくらい、小麦が美味しいのです。震災以来、3年ぶりの自家製小麦粉です。

蒜山耕藝の小麦は、パン屋タルマーリーさんでも、使っていただくことになっています。蒜山耕藝としても、今年は試作となりますが、うどんにしたり、小麦粉にして、いろいろな加工品をつくってみたいと思います。

最近の収穫の記事の締めはいつもこのセリフになってしまってスミマセン。

”来年は本格的に栽培したいと思います。ご期待ください。”

桑原広樹
by hiruzenkougei | 2013-07-16 18:58 | 野良しごと
「ろっかつふてえ」
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蒜山耕藝のブログタイトルにしているこの言葉。
私たちが住んでいるこの地域で昔から使われている言葉です。

「6月1日はろっかつふてえ。」

「農業を休む日で、この日は正月礼最後の日ともいわれ、正月礼をしていない人はこの日行う。」

「聞き書 岡山の食事」(農文協)という本には今住んでいるまさにこの地域の昔の暮らしぶりが詳細に記録されています。
何度も読み返すなかでとても印象に残った言葉です。


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昔の人々の暮らしは「自然との調和」が今よりも大切にされていたと思います。
自然環境が厳しくなればなるほど自然に合わせた暮らしでなければならなかった。
そういった暮らしのエッセンスがいろんな形となって残されていったのではないでしょうか。

「ろっかつふてえ」もその一つで、蒜山の自然と調和した暮らしのシンボルのような意味合いでブログタイトルにしました。


そして、昨日は旧暦で6月1日。

前からこの日は休もうと思っていましたが農作業が溜まっていたのでいつも通り作業していました。
きっとどこか無理があるんだろうなと思いつつ、いつかろっかつふてえにゆっくり休むことができるような暮らしができたらと思います。

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高谷 裕治
by hiruzenkougei | 2013-07-09 21:33 | 考えごと
玉ねぎの収穫
カワイイ玉ねぎ。収穫しました。
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生でかじったら、辛さと甘さが同時に!!歯触りから緻密な細胞を感じることができます。凝縮された旨みです。じっくり熱を通すと、さらに甘さと旨みが引き出されます。

昨年9月に播種して育苗し、10月に定植したもの。播種から収穫まで10ヶ月かかります。意外ですが玉ねぎは、時間と手間がかかる野菜なのです。
本来、目標としている大きさの1/3くらいの大きさにしかなりませんでした。量も少なくて、出荷用に栽培できるようになるには、同じ面積で、今回の5倍くらいの重さが収穫できないと、経営的に成り立ちません。
土づくりをせず、あえて試験的に栽培してみたけど、やっぱり畑はスギナに支配されてしまいました。
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こうなることは想定していましたし、今後の土づくりの方向性は見えています。これから、よくなっていくだろうことは確信しているので悲観していません。

にしても、畑の外は、ほとんどスギナは生えていないのに、畑の中では物凄い勢いで繁茂しています。いつも不思議だなー。って思います。人間が畑として使っていた場所が、耕作されなくなった時に、よく出てきます。

スギナを枯らす強力な除草剤が売られていますが、そんな劇薬を使わなくても土づくりをすれば、自然といなくなるし、野菜もよく取れるようになります。だから、スギナがたくさんあっても、だいじょうぶ。これだけ収穫できれば、今年としては十分です。来年からが、また楽しみです。

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よく乾燥させれば、来年の春まで美味しく保存することができます。できれば、蒜山耕藝の主力品種にしたいのですが、どうなっていくでしょうか?
今年は少量ですので、夏野菜セットの一品にしたいと思います。

桑原広樹
by hiruzenkougei | 2013-07-05 22:29 | 野良しごと
くど日記 〜 職人さんの仕事
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ああ!気がついたら全くご紹介できていませんでした。。。くど日記。
農作業の合間をぬって、日々少しずつですが生まれ変わっています。


先日、いつもお世話になっている倉吉の左官職人の佐治さんがお酒をかついて遊びに来てくれました。
美味しいお酒を呑みながら土について深く語り合った次の朝、「良かったらひと塗りして帰りましょうか。」と嬉しいお言葉!!
はじめて職人さんの仕事を間近で拝見し、ため息がごぼれました。


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美しい。

「佐治さんが扱うとモルタルがすごく言うことを聞いてくれますね。」と言うと、
「素材が言うことを聞いているというよりも、人が素材に合わせるんです。」と。
深い言葉です。でもいつも私たちが農を通して自然に感じていることと同じでハッとしました。


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佐治さんの動きを呆然と見つめるふたり。笑



私たちはこの「くど」をゆっくりゆっくり仕上げていくつもりです。
農が基本の私たちは、時間的にも経済的にも「くど」にかける余裕が今はほとんどありません。
様々な理由で急いでつくらなければならない場所は急ごしらえのDIYで仕上げている現状です。


でも本当は。


以前AA STUDIOさんで伺ったお話がずっと心に残っています。


それは現代の家づくりにおいて職人さんの仕事が急激に減ってしまっているという事実。
様々な新建材はとても安価ですが、見せかけだけの物がほとんどで、職人さんにしかできない本物の仕事がそこにはありません。それは師匠から弟子へ技の伝承の機会もどんどん失われているということでもあります。

日本人の知恵や高度な技術を後世に残していきたい。
そのためには自分たちも職人さんに仕事をお願いするという選択がとても重要になってくると思います。

今すぐは難しくてもじっくり時間をかけて、職人さんの技が光る「くど」をつくりあげていけたら、と思います。自分たちで楽しみながらDIYをし、プロにしかできない本物の仕事もお願いする。
その絶妙なバランスを実現してみたいのです。


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決して目立とうとしない、静かで美しい職人さんの仕事。
ぐっと心に響いてきます。



(桑さんがFacebookでも紹介してくれました! →  )



高谷絵里香
by hiruzenkougei | 2013-07-03 23:14 | 蒜山の風景