「つくる」暮らし
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最新鋭機、導入
今日は、蒜山耕藝らしからぬ話題を。

本日、最新鋭機が納車されました。

「じゃじゃーん」

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なんか、農機具メーカーのカタログ写真のようです。
これは「汎用コンバイン」というものです。
みなさん、おなじみの稲を刈るコンバインとは、だいぶ違いますね。

「汎用」と言うだけあって、部品を付け替えるだけで、いろんなものが収穫できます。
大豆、小豆、ナタネ、エゴマ、もちろん、刈る気になれば、稲や麦も刈れます。

蒜山耕藝の農機具は「借りるか、貰うか、中古の安いもの」しかないのですが、今回は、岡山県の有機栽培第一人者「パパラギ農園」三船さんと、近所の若い農業者Oくんとの三軒で、新車を共同リース購入。

共同といっても、設立間もない「蒜山耕藝」では金融業界には全く信用力がないので、ほとんど、三船さんの信用力におんぶにだっこ状態での導入です。

まずは、三船さんの大豆畑で試運転。
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大豆が株ごと、どんどん、コンバインに吸い込まれていきます。10アールほど(約300坪)の畑が15分程度で刈れてしまいました。

このマシンの導入で、蒜山耕藝の栽培の幅が、ずいぶん大きく拡がります。
蒜山耕藝では、今後、主力品目である米をはじめ、皆さんの食卓の基礎となる穀物、豆類、ナタネの栽培に力を入れていこうと考えています。

この夏、皆さんに好評いただいた、ナスやトマトなどの果菜類、そして、これからの季節美味しくなる、葉野菜、根菜類も、これからも栽培していきます。それと同時に、私たちの食卓に欠かせない調味料である醤油や味噌、そして油脂の原料に力を入れていきます。

加工品の原料となると、自然栽培とはいえ、最終製品の価格を考えると、野菜のような単価を設定することができません。

例えばですが、手作業で収穫した大豆で味噌を作るとすると、それで経営を成り立たせるためには、1パック2,000円というような価格になってしまいます。
また、手作業で穀物などを収穫しても、何百キロも収穫することなどできません。が、加工品によっては業者さんの製造単位がトン単位というものもあります。

自然のエネルギーをたっぷり受けて育った原料を使って、職人さんが丹精込めて製造してくださる調味料や、加工品が食べたい!!自然栽培のお米や野菜との相性もバッチリのはずです。

「食べたいものをつくる」という蒜山耕藝のコンセプトのもと、今年は、さまざまな製品を試作することができました。製造の目処がたってきた製品もあります。しかし、どうしても素材の原価のところで、つまづいてしまうものもあります。

自給用であればそれでもいいのでしょう。しかしながら「食卓の豊かさをみなさんと共有したい」という私たちの目標からは道半ばでしかありません。

機械化できるところはなるべくして、経費と作業時間を短縮し、栽培面積を増やし、全体の収穫量を増やし、生産単価をなるべく下げて、皆さまになんとか買っていただける価格で製品化したいと思っています。

私たちは、地域のみなさま、行政の支援、そして食べて下さる方々の応援のおかげで農業で法人化することができ、様々な取り組みをする環境が整い始めています。今回の汎用コンバインもその結果の一つです。その環境を生かして、自然栽培や、有機栽培では経営的、コスト的に難しいと言われることに挑戦していきたいです。

食卓の豊かさは、どれくらいその地域のもので自給できるか?に大きく左右されるかと思います。いつの日か、地域自給の一つのモデルケースに蒜山耕藝がなれればと、思っています。

今日も話が脱線して、長くなってしまいました。最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

新米、まだまだ、絶賛販売中です。よろしくお願いします。

桑原広樹


<新米販売のお知らせ>
蒜山耕藝の新米、販売しております。詳しくはこちらを! →
ササニシキの年間購入について →

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by hiruzenkougei | 2013-10-31 19:07 | できごと
麦もやっと、、、
蒜山もやっと秋らしい青空となりました。
気温の方もぐっと低くなり蒜山三座の上の方も少し紅葉してきました。
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それにしてもこの10月はなんて雨が多かったことでしょう。
気象統計を見ても10月としては非常に多い降水量で田畑に入れる日がかなり少ない月でした。

貴重な晴れ間はお米の収穫に費やしましたが逆にできなかったのが麦の播種。
本当ならば10月の中旬には終えたい作業。
雪が降る前にしっかりと分けつを確保しないと収穫量が落ちたり草が出たりするので遅れたくなかったのですが今日になってやっと3枚の畑に蒔けました。
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種蒔きから厳しいスタートとなってしまいましたが、蒔くべき種は蒔き、しっかりつないでいけなければなりません。

もともと麦の栽培には向いていないと言われる蒜山なので数年間は様々な壁に当たるとは思いますが、やっぱり麦もいっぱい欲しいから真剣に取り組んでいこうと思います。

さて、

冬野菜の方ですが、こちらは順調に育っているようです。

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大根は少しづつ間引いて食べていますが虫の被害はかなり少なくとっても良い感じ。
11月の中旬から少しづつ収穫できそう。

人参も順調です。
大根より少し遅れての収穫予定。

どちらも寒さに当ててからの方がさらに味わい深くなるのでゆっくり穫ろうと思います。

そして、葉物の土居分小菜ですがこちらはちょっと苦戦してます。
生育当初から虫食いがちらほら見られました。
他の葉物は跡形も無く食べられてしまったのもあったので、それでもしっかり育っているのは在来種ならでは力強さかもしれません。
今朝も1度まで冷え込んだのでこれからは虫の影響はありませんが販売分にも虫食いの跡が残ってしまいそうです。

だけど味はやっぱり最高に美味しいです。
お味噌汁に入れると土居分小菜の出汁がしっかり効いて、野菜なのにこんなに出汁が出るんだなぁ、といつも驚きます。

この冬野菜達も販売の目処が立ちましたらブログでアップするのでよろしくお願いします。

高谷裕治


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by hiruzenkougei | 2013-10-28 21:40 | 野良しごと
October
10月もそろそろ終わりですね。ぐぐっと寒さも本格的になってきました。
今月は本当にスペシャルな月。
心揺さぶる毎日で、心の消化が追いつかないスピード感。
稲刈りと同時進行でブログに書きたいいろんなことがあったのに、消化する前にまた新たな出来事が起こるエキサイティングな日々。なかなかアウトプットに至りませんでした。
時間をかけてゆっくりと言葉に紡いでいきたいと思います。


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静かに静かに、紅葉がはじまりました。


この集落に今月はたくさんの方が訪れてくれました。


朝の空気。川の音。山の緑。鳥の声。道に落ちている葉。ひっそりと咲く、可憐な花。
本当に宝だ、と思います。


大好きな人たちがやってきて、ここで一緒に数日を暮らすこと。
当たり前の毎日の素晴らしさを、新鮮に実感します。
そして、みんなもここを大好きになって帰ってくれます。


田んぼや畑だけじゃなく、この自然まるごとをたくさんの方に感じてほしい。
知ってもらいたい。
それが私たちの役目のひとつであることを、しっかりと感じた日々でした。


ありがとう。


高谷絵里香




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by hiruzenkougei | 2013-10-27 21:57 | 考えごと
やっと!イセヒカリ
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イセヒカリがようやく収穫できました!!

今年は米づくりのスタートを遅くしましたが、まさかここまで稲刈りが遅くなるとは。

自分がイセヒカリに魅かれている理由の一つにあるのがその美しさ。
9月も後半に入ると葉の色が抜けてきて田んぼが光輝くように見えてきます。

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見た目とは裏腹になかなか籾の登熟が進みません。
それに加え10月に入ってから続いた不安定な天候、2回に及ぶ台風の接近。
正直言って11月に入ってからの収穫も覚悟してました。

新米の販売開始を10月9日と案内したこともあり、焦りで何度も早刈りしてしまおうかと思いました。
特に台風が近づいている時はなおさらです。

悩みに悩んでもう稲に聞くしかないと思って田んぼに行くと稲穂が、

「もう少しだけ待って」

と言っているようで、

また、

お待ち頂いていたお客様から多くの励ましの声を頂いていたこともあり、満足できるタイミングで収穫する決心ができました。

それでも台風による激しく吹きつける雨と風。

伊勢神宮の神田で二度の台風を受けて完全に倒伏したコシヒカリの中で2株だけすくっと立っていたのがイセヒカリの誕生物語と言われていますが、夜中に布団の中でゴーゴーと唸るような音を聞いていると不安で一杯になります。

特に10月15日と16日にかけては雨風ともに激しいものでしたが夜明けとともに見えてくるイセヒカリの姿は強く逞しく、そして美しいものでした。

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「台風を経験した年の米は美味い」

地元の人が以前話してくれたこと。
真偽のほどはわかりませんが、厳しい状況を乗り越えたエネルギーがそう思わせるのかもしれません。

なお、このイセヒカリは他のお米よりも斑点米が目立ちます。
田んぼの一部分にホタルイやカヤツリグサといった草が多く、それにカメムシなどの虫が寄ってきたことが原因だと思います。(来年の課題です。)

色彩選別機に何回も通すことで少しは減らすことができますが、お米の表面を傷つけてしまうことにもなるので、今年は色彩選別機にかけるのを一回だけにとどめました。

食味には影響は無いと思いますが、予めご承知置きください。


今さっき夕食でこのイセヒカリを食べました!!
しっかりと待って収穫したせいか籾摺りしてすぐなのに良い意味で落ち着いている感じ。
香りがすごく良くて、とても甘い。
でも、なんというか優しいんです。

厳しい状況を乗り越えて得たのは荒々しい力強さではなくて、
意外にも優しさだったのですね。

美味しくて3杯食べてしまいました。




高谷裕治


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by hiruzenkougei | 2013-10-23 20:14 | お米
10/19(sat)*NAPRONさんにて新米を販売します!
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ともだちがつくってくれた大根の間引き葉のぞうすい。美味しかったなぁ。
稲刈りがはじまり、お米の美味しさをしみじみ感じる毎日です。

台風の影響もあり、イセヒカリの稲刈りがまだ終わっていないのですが、あさって19日(土)に岡山市内のNAPRONさんにて新米の販売会を行います!(11:00〜16:00に在店します。)

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蒜山耕藝の自然栽培米、お試しサイズ(1kg)を販売させて頂きます。
ラインナップはササニシキ、コシヒカリ、亀の尾。すべて種採り2年目、自分たちで苗から育てたお米です。
蒜山の美しい空気と水、大地の恵みをたっぷり内包した、透明感溢れる美味しいお米になりました。
玄米は800円、白米は850円にてご用意しております。

試してみたいけど、どの品種にしようか選べない!
食べてみたいけど、送料が気になる!

そんなみなさまにお越し頂けると嬉しいです。


白米に関しては精米の都合上、各品種5袋ずつのご用意となります。
お取り置きや、3kg、5kgでのご用意も可能ですので、ご希望の方は明日(18日)18時までにこちらのアドレス(info@hiruzenkougei.com)までご連絡頂ければと思います。(もちろん玄米の3kg、5kgもご用意できます。)


お米以外にも冒頭のぞうすいに入れた大根の間引き菜や、土居分小菜の間引き菜、かぼちゃ、ドライトマト等もお持ちする予定です。
すっかり寒さも本格的になってきました。あさっての夕ごはんは美味しい新米と間引き菜のお味噌汁などいかがでしょうか。


高谷絵里香
by hiruzenkougei | 2013-10-17 14:48 | お知らせ
自然栽培なたね油 搾ってもらいました
台風が近づきつつある蒜山です。
今日、雨が降り出す前に慌てて「ササニシキ」の刈り取りをしました。軟らかい田んぼで、コンバインが泥にはまりそうになりながらも何とか収穫できました。が、重いコンバインで無理やり入ってしまったため、田んぼに深い溝が何本もできてしまって、土はガタガタです。来年の作柄にも多少影響が出そうです。
田んぼのクセを見極めながら、水の管理をもっと研究しなくてはいけませんね。たくさんの課題がどんどん積みあがっていきます。一つ一つ丁寧に解決していきたいと思います。
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今年のお米の栽培については、弊社 水稲栽培 主任担当 高谷から別の機会に詳しく報告があるかと思います。お楽しみに。

で、今日の本題ですが・・・。

6月に当ブログ 「なたねの収穫」 でご報告した、収穫したナタネを搾っていただいて菜種油にしてみました。
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天日で干して、唐箕(トウミ)で丁寧に選別したナタネです。

今回は熊本県の「堀内製油」さんに搾油していただきました。
詳しくはこちら→堀内製油 古式圧搾製法

堀内製油さんは「古式圧搾製法」で「一番搾り」にこだわっているそうです。

1.大きな窯で焙煎
2.60年以上使っている圧搾機で1回だけ絞る
3.湯水を加え、不純物を水と一緒に沈殿
4.和紙製のフィルターでろ過

で、届きました。

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今回、ナタネが70㎏で、13升とれました。油は水よりも比重が軽いので、おおよそ18㎏くらいでしょうか。普通はナタネの3割くらい搾れるといわれるので、22㎏くらいは取れるはずです。ずいぶん少ないですね。粒が小さかったのか?油の含有量が少なかったのか?今回は、試作ということで、これも来年の課題となりそうです。

さて、味です。透明瓶ですが遮光瓶のように濃い色をしてますねー。でも決して香ばしすぎるわけではありません。ナタネの良い香りはしますが、口に含んでみると、さらっとしていて、コクはあるのですが、料理の邪魔をしません。

昨日から、オカズデザインさんと、金工作家、坂野友紀さんと陶芸家、堀仁憲さんご夫妻がいらしていて、皆さんで料理しながら、いろいろ試していただきました。ツルムラサキのあえ物や、アロイトマトのドレッシングなどにナタネ油をつかってみて、めちゃめちゃおいしかったです。
が、一番おいしいのは「醤油ナタネごはん」という結論になりました。やはりそのままが一番なのかもしれません。特に、堀さんは散々飲んで、食べた後の締めの「醤油ナタネごはん」を「うまい、うまい」と言って、3杯もおかわりをしてくれました。

食用油の自給は、農業を始めてからの長年の夢でした。タネを入手し、栽培し、なんとか収穫にこぎつけられそうになった、その年の春、あの原発事故が起きてしまって、さらに2年がたってしまいました。単なるナタネ油ですが、わたくしにとっては感慨深いものがあります。

食用油は一般の小売店で売られているものは製品パッケージの表示ではよくわからない部分が多いのです。どのような素材なのか?製法なのか?全く分かりません。コレストロールゼロの表示ばかり。機能性を謳うばかりで、どれを購入していいのか?全然わかりません。

当初は安全性を求めての自給ではありましたが、実際に実現してみると、その美味しさにビックリです。安全性うんぬんの前に、美味しいくて使わずにはいられません。農産物の美味しさっていうのは狙って作るもんじゃないんだなーと、改めて思いました。

桑原広樹
by hiruzenkougei | 2013-10-08 23:25 | 収穫のお便り