「つくる」暮らし
by hiruzenkougei
蒜山耕藝
hiru zen kou gei
蒜山耕藝ホームページ

〒717-0513
岡山県真庭市
蒜山下和2759
TEL&FAX
0867-45-7145
email
info@hiruzenkougei.com


特定商取引法に基づく表示
以前の記事
2015年 10月
2014年 09月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
more...
最新の記事
新しいWEBサイトへ引っ越し..
at 2015-10-20 13:35
blog更新しています。
at 2014-09-24 22:32
7月26日(SAT) NAP..
at 2014-07-24 23:26
みんなで土壁を塗りました!
at 2014-07-23 22:57
ケの食卓 2014年初夏
at 2014-07-18 23:49
外部リンク
記事ランキング
画像一覧
トマト!
こんにちは。
今日も蒜山は、お天気。雲がちょぼちょぼ空に浮かんでるだけで、あとはギラギラお日さまが照っています。
梅雨が明けてから、地元の人曰く「こんな雨が降らなくて暑い年はない」というほど暑い日が続いているようです。
”ようです。”と言ったのは、千葉から来た自分は涼しいなー。と思うから。
現在、手元の温度計は27.5℃。やっぱり涼しい。

今回は、今後、蒜山耕藝で力を入れていこうと思っている野菜「トマト」の様子をご紹介。
ここ蒜山は高原と呼ばれるように高冷地。寒暖の差が激しい気候と、石が多い圃場が多い我々の状況を考えると、夏野菜の中ではトマトがいいんじゃないかと思っているのです。

今年は、就農初年度ということで、準備が間に合わず温度管理も、播種時期もむちゃくちゃ。育苗の仕方が悪かったのか?定植した圃場が良くなかったのか?異常茎やいびつな果実になってしまったり、まだまだ課題はいっぱいです。もっともっとトマトのことを学ばないといけないなー。と思います。
ほんとはバンバン収穫する時期なのですが、まだ、色づくのをまっている状況です。トマトさんにも悪いことをしたなぁ。と思います。来年は雪解けと同時にしっかり育ててあげたいと思います。

蒜山耕藝は自家採種が原則。トマトも自家採種ができるよう固定種です。
試験的にいろいろな品種を栽培しています。順にご紹介。

d0262262_1323275.jpg

↑こちらは有機農法や自然栽培の方には有名な、F1桃太郎から選抜固定された「アロイトマト」

d0262262_13214671.jpg

↑こっちは日本の大玉トマトの元祖。「ポンテローザ」
アロイトマトと似てますね。似てます。わたくしも今のところ見分けがつきません
以上が生食用の大玉トマト。

d0262262_1251386.jpg

↑サンマルツァーノ
d0262262_12521084.jpg

↑フィオレンティーノ
以上の2つは調理用のイタリアントマト。水分が少なく、生でたべてもおいしくないですが、熱を加えるとものすごいうま味を発揮してくれる楽しみなヤツら。
イタリアン好きな蒜山耕藝のメンバーにとっては必須のアイテムです。結局は自分たちが食べたいものを選んでいるだけじゃ…。という突込みが聞こえてきそうですが、そうです!そうなんです!いろいろ偉そうに御託をならべておりますが、自分たちの食べたい!という思いが一番のモチベーションの元なのです。

自然栽培のトマトソースをアサクラパスタにからめ、イル・リコッターロのチーズと、タルマーリーのパンをロレンツォ氏のワイン(10年後だったら知る人ぞ知るコルトゥラーダのワイン)で流し込むのが、私の夢。その瞬間のために日々、畑に出ているといっても過言ではありません。

d0262262_12545292.jpg

↑こちらは「ゴールデンクィーン」

d0262262_12573735.jpg

↑これは「なつのこま」という芯止まりの珍しい品種。こちらも調理用に開発された品種です。この手の品種では珍しく固定種です。
支柱も雨よけもいらず、畑で放任。収量は普通の品種に比べて少ないですが、支柱の設置や芽かきの手間もいらず、収穫も一週間に一回でOK。なんとも頼もしいヤツです。畑での姿は↓の画像の通り。サツマイモの畝のようにモサモサしております。

d0262262_12533912.jpg


こちらはまだ食したことないので、どんな味か、楽しみです。おいしくできたら、来年はたくさん作ろうかと思います。青果としての出荷はもちろん、ホールトマトの瓶詰めやトマトピューレなど自分達でも加工して皆さんにご提供できたらなぁと思っています。
お楽しみに~。

桑原広樹
# by hiruzenkougei | 2012-08-08 14:19 | 野良しごと
朝の日課とその風景
田んぼに行くのは毎朝の日課。

空がうっすら明るくなってきた頃、
年で目が覚めちゃうのではなく、気合いで起きます。

早朝のひんやりとした空気の中、田んぼに行くと、

ちょうど朝日が
d0262262_20394731.jpg


そして
d0262262_2040043.jpg


毎朝のことだけど
この空気感
Magic Hourです
やめられません

一番好きな時間
遊びに来てくれた人にも味わってほしいと思うけど
夜遅くまで話し込んでしまうのでいつも忍び足で出ています

でも昼間もとても綺麗なので
d0262262_20562065.jpg

それも良しかと思ってます

収穫までもう少し
少し焦れてますけど
1日1日を味わいながらその日を待ちます

高谷 裕治
# by hiruzenkougei | 2012-08-05 21:03 | 蒜山の風景
とうもろこし
d0262262_20275810.jpg


強い日差しと乾いた風が本当に気持ち良い。
蒜山にも夏が来ました。



d0262262_20282935.jpg



そして、蒜山耕藝のとうもろこしも実りの時期を迎えました。



自然栽培の野菜らしく小ぶりな姿ですが、スッキリとした甘さがとても美味しい。
一口に「甘い」と言っても、ベターっとした白砂糖のような甘さではなく、
色んな味わいの甘さのハーモニー。そしてのどごしはスッキリなのです。



d0262262_20352945.jpg



左が蒜山の有機栽培のとうもろこし。
右が蒜山耕藝の自然栽培とうもろこしです。
印象の違いが伝わりますでしょうか。

自然栽培のとうもろこしは小さいながらも粒が揃っていて、透き通るような質感です。
正直、ファーストインパクトでは有機栽培の方が「甘い!」という印象です。
でも「甘い!」だけじゃないのが自然栽培のとうもろこし。
口の中に色んな風味が広がります。飲み込むそのときまで味わい深い。
見た目そのままの味かもしれません。
肥料を与えず、とうもろこし自身の力、自然のスピードでじっくり育ったからこその味わいです。


アルバイト先のご好意で、蒜山でもこのとうもろこしを2日間限定で販売することができました。
LOMA」さん、「IL RICCOTARO」さん、本当にありがとうございました。
そして、お買い上げ頂いた方々に心から感謝申し上げます。
はじめて手に取って頂いたときのこと、一生忘れないと思います。


本当に本当に嬉しかった。




とうもろこし収穫第二弾はお盆前後を予定しています。
ありがたいことにたくさんの予約を頂いているのですが、店頭販売分も収穫できましたらまたブログやFacebook、Twitterで告知させて頂きます。
どうぞよろしくお願いします。





d0262262_213064.jpg










高谷絵里香
# by hiruzenkougei | 2012-07-31 21:06 | 野良しごと
畑の苦戦から思うこと
近所の方から頂ける野菜。
ちょっと前まではキュウリだけだったけどここ数日はトウモロコシ、ナス、トマトが加わるようになってきました。
7月も終いになって夏野菜が揃うというリズムに今更ながら驚いています。

蒜山耕藝の畑はというと正直言って大苦戦中。
去年の8月に移住してからなので春や夏のリズムがわからないままでの栽培ということもありますが、一番大きな原因は土に対しての認識の甘さでした。

1人ではなく3人で土を見てそして土の歴史を聞いての判断だったのですが、それが甘いものだったと今の畑が教えてくれています。
移住して間もないので焦りもあって楽観的に土や自然のことを捉えてしまったこともあります。

そして、
耕作放棄地だった方が良いとか
草が生えないところは完成してるとか
団粒化した土が多い方が良いとか

土と向かい合うときに判断する項目はいろいろありますが、あくまでもそれは参考程度にしておき、もっと深い部分で考えていかければいけないことを痛感しています。

こんな時は師匠が教えてくれたこと、千葉で学んできたことが頭によぎります。

遠回りしたかもという気持ちが焦りを強くしてしまうけど、冷静に「今」を受け入れようと思えるのは、今までのこと、つまり「過去」を認め受け入れることの重要性を学んできたからだと思います。

土に対しても同じことでした。
また勉強させてもらいました。

そして苦戦している畑ですが、おかげでぼんやりとしか見えていなかったビジョンがクリアにもなってきました。

そのビジョンが無理のあるものか無いものかはまだ分かりませんが、今はそれに向かってやるべきことをやるだけです。
計算通りに物事が進むわけではないし、あとで答え合わせした時に、
あの時のことはこういう意味があったのか〜
と思えればいいかなと思っています。
そのために「今やる」ことが必要ですね。

こんなことを書いてたら明日もやる気になってきました。

明日は午前中蒜山で無農薬で米を作っているほ場の見学ツアーに参加して来ます。



高谷 裕治
# by hiruzenkougei | 2012-07-28 18:40 | 考えごと
いのちは一つ
野菜は大きい方がいいのか、小さい方がいいのか。

ナンセンスな問いだとは思いながらも今日はそれを自問しながらの作業となりました。

きっかけは今日収穫したジャガイモがあまりにも小さかったからです。
d0262262_21303497.jpg

見てわかる通り非常に小さいです。
この一株だけでなくすべてがこんな感じでした。
規格にのるようなものは一つもなく普通に出荷はできません。

でもどんなに小さいジャガイモもいのちは一つです
逆にどんなに大きいジャガイモでもいのちは一つです

大きかったり、小さかったり、
重かったり、軽かったり、

いろんな違いはあるけれど、
いのちはみんな一つということと、
いのちの重さに軽いとか重いとかはありません

そんな風に思うと
冒頭に書いたナンセンスな問いは、いのちと直結している農業というものに関わる自分にとって
意味があるような気がするのです。
ましては経済優先の世界から、いのち優先の世界を夢見る自分としては捨て置けないのです。

人間は植物に関わらず他の生きものをいのちを頂いて生きています。
食という行為を通して栄養だけでなくいのちを頂いています。

今回のような小さいジャガイモの場合、小さいいのちを頂くことになります。
逆に、大きなジャガイモだったらいのちの数は少なくて済むかもしれない。

何度も言いますがとてもナンセンスですし、正解を求めてもいません。

ただ、

生きものである食べものをつくる
いのちをつくる

という農業をしている限り、いのちのことを考えることは無駄ではないと思うし、
むしろ考え過ぎ位でも良いのではないかとも思ったりもしてます。

これも一つの考え方です。
ちょっとした壁や厳しい現実に直面するとひねくれたことを考えることが多くなります。
今日はそういう日でした。

ちなみにジャガイモはこんな状況でしたが、カボチャは真逆で豊作の予感です。
売る程できそうです。



高谷 裕治
# by hiruzenkougei | 2012-07-24 23:20 | 考えごと