「つくる」暮らし
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蒜山耕藝
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ジャガイモの植え付け
稲や夏野菜の育苗と同時に、ジャガイモの播種もやっております。
農家にとって、この時期はいろいろな仕込み。つまり、種まきや育苗、田んぼや畑おこしなどの作業が目白押し。

次から次へとやってきます。先月まで雪の中でのんびりしていただけに、なかなか、この忙しさに心と体がついてこない今日このごろです。
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ジャガイモの栽培ですが、ばっちり、きっちりビニールマルチを張っていきます。この畑は、乾きやすくサラサラで保水能力があまりないので、保湿のために黒マルチを使っています。
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今年の蒜山耕藝は、イモにもう一度、挑戦します。4月のジャガイモの植え付けに始まり、5月に入ったら、サトイモの種。そして、5月中旬からはサツマイモの苗を植えます。どれも絶品なのです。

でも、昨年はサトイモ、サツマイモは営農作物としては断念しました。寒さに弱いサトイモ、サツマイモは収穫後の貯蔵が寒冷地において難しく、特に種イモの貯蔵は困難を極めます。本来は寒冷地ではあまり栽培に向かない作目なのかもしれません。

ですが「食べたいものをつくる」がモットーの蒜山耕藝。2年前に食べたサツマイモとサトイモの美味しさを忘れることができませんでした。また、一昨年、購入していただいた方々から「今年はサツマイモ、サトイモないの?」という問い合わせも多数いただきました。

ねっとりとしていて、キメの細かい食感と旨みたっぷりのヌメリがたまらないサトイモ。
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(2012年冬:撮影)

収穫後、二ヶ月ほど熟成させて、じーっくりとストーブの上で火を通したサツマイモの甘さ。
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(2012年秋:撮影)
ぜひとも皆さんに召し上がっていただきたい。貯蔵のことはさておき、とにかくもう一度作ってみよう!なにより、自分たちが食べたいのです。うまくいったら皆さんにご案内できると思います。

保存できるので、できれば、キロ単位で箱ごと購入していただけるようにしたいです。送料も割安になりますし、いろいろな調理法で食べて頂きたいです。

イモ類は千葉の時から得意としていた品目です。蒜山に来てから、イモ類がちょっと不調ですが、初心に帰って、気合を入れて頑張りたいと思います。

桑原広樹
# by hiruzenkougei | 2014-04-27 23:12 | 野良しごと
2014年の苗づくり<実践編>
稲の苗箱置き。足かけ3日間かかってやっと終わりました。

3年目の稲作り。効率よく作業できれば1日ちょっとで終わるくらいだと思いますが、まだまだ試行錯誤の連続で、なかなか想定通りに作業が進みません。

最終日は良い天気。ウレシパモシリ農園の研修を終えたヤマダくんと、パートナーのサトコさんが手伝ってくれて、暖かいうちに予定の作業を終えることができました。
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私たちの苗づくりは「ポット式」と言って、ちょっと変わった育苗箱を使います。ふつうは「マット式」といって、平らな箱に種をまいて作るのですが、ポット式は一株づつ小さな穴が開いたトレイに種をまいて苗をつくります。

一株づつ分かれていますので、苗が混みあうこともありませんし、トレイの下は穴が開いていて、田んぼに直接置くことで、トレイのずっと下まで根を張るので、太くてがっしりとした丈夫な苗を作ることができます。自然栽培に適した育苗のやり方だと思っています。

苗づくりで体力的に一番ツライ作業が、今回の「苗箱置き」です。
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田んぼに並べた苗箱を右の女子二人組が、土と苗箱がしっかり密着するように上から押し付けます。
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そのあと、男子組が保温と保湿のためのシートを掛けていきます。

私は、サボってカメラマン。

というわけではありません。写真撮影は早々に切り上げて作業に加わりましたよ。

我々の感性と技が研ぎ澄まされて、稲を育てる環境を整えることができるようになったら、こういう石油系の資材も必要がなくなると思いますが、それはまだまだ先の話。
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温度と湿度を保つための資材は、未熟な私たちが、それなりの収穫を得るためには、しばらくは必要なものだと認識しています。

私は、「経営」という人間側の都合を科学の力で補っているという認識は持っているべきだと思います。その危ういバランスが崩れた時の影響と、そのリスクは覚悟しなければなりません。

それを踏まえて、ゆうじさんの前回の記事でもほのめかしていましたが、今年から稲作りに関して、少しづつ、新しい取り組みを始めようと思っています。稲の生長をしっかり観察して見届ける。そして、この地に合った品種をキチンと育てていくために、種の選抜を苗の段階から行っていく。そうした試みを始めてみようかと思っています。

詳しくは稲作担当、高谷君から追々、報告があるかと思います。今年の稲作りも楽しみです。



桑原広樹
# by hiruzenkougei | 2014-04-25 22:42 | 野良しごと
あくまでも前向きに
緊張の苗箱を置く作業1日目。

心配していたことは大したことはありませんでしたが思わぬところでトラブル発生で大苦戦の一日でした。
期待していた新しい道具がうまく使えない事態となってしまいました。

ちょっとショックだったのですが、先程タイミング良く友人があるものを見せてくれました。
それは革新的なことでも奇抜な発想な類いのものではなく、当たり前のことを言っているものだったのですがショックを興奮に変えてしまうものでした。


いのち優先と考えるか、経済を優先と考えるか。
両極的に考えることではありませんが、農業に限らず何かの判断をする時にはいつも頭に浮かべることです。

もちろん米づくりにおいてもよく考えます。

大きな面積でお米をつくるには田植機は欠かせないので苗箱で苗をつくりますが、稲本来の生き様から見たらどうなのか。そもそも田植えすること自体はどうなのか。

「効率」の裏側にはあるのは植物本来の力やその土地の持つ力が発揮できていない状況があるかもしれない。

そんなことを思ったりするのですが、特に自分が気をつけなければと思ったのは
「決めつけ」をするということ。

例えば、特に理由が無いのにここは寒いから自然栽培では7俵が限界だと決めつけたり、
稲が本来持っている力を見ることなく、方法論や技術論を追い求めたりすること。

自分に対して言っています。。。

それなりに真剣に考えているつもりだったのですが、今年の種籾の失敗から始まり今日のトラブルが起こるのはやはりしっかり心を入れ替える必要があってのことだったのだと思います。


もうこうなるとどんどん知りたくなるのは性格でしょうか。
稲のこと、自然のこと、もっと知りたくてしょうがなくなります。

わからないから聞くしかないので実践して結果で教えてもらうしかないのです。
中途半端は聞き方ではそれなりの結果になるのでやるなりしっかりと。

きっとこういう積み重ねの結果、ほんとの意味での過不足の無い状態=自然の状態に近づけるのだと信じて。
まずは明日の苗箱並べから!!

今年はなつのこまがとっても元気です!!!

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高谷裕治
# by hiruzenkougei | 2014-04-22 23:07 | 野良しごと
1年で一番緊張する時期
雪解けが遅かったので春の作業が一気に押し寄せると身構えてはいたものの、
3年目で作業もシンプルになってきて思いの外落ち着いて農作業が進んでいます。

乾き難い田んぼに溝を掘り、
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土居分小菜の種採りの準備をして、
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夏野菜の種まきをしています。
去年は全然うまくできなかった野菜の苗作りも今年は工夫をして今のところ順調に育ってきています。


野菜とは逆にハラハラしているのが米つくりです。

育苗は絶対に失敗できないので緊張してこの時期はいつも心ここにあらずの状態。
1年目も2年目も部分的にうまく行かない部分があって苗が不足し、理想の株間で植えられませんでした。

3年目こそ!と思ったけど今年は基本を抜けてしまい、種籾の準備で大失敗。
他にもどこか調子が狂って一つ一つの作業がビシッと決まりません。
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でもそうなったからこそ真剣に考え直す。

「もう来年が楽しみだ」

毎年口にしてしまう言葉ですが、そう思えるというのは案外幸せなことですね。


さて、いよいよ明日明後日と苗箱を苗代に並べる作業です。

段取り命のこの作業。
これから布団の中で最後のイメージトレーニングです。


高谷裕治
# by hiruzenkougei | 2014-04-21 23:15 | 野良しごと
真庭市地域おこし協力隊 募集中!
菜の花も、とう立ちしてきて春の兆しがやっと見えてきた蒜山ですが、まだまだ朝の冷え込みは厳しく、草は凍りつき、水たまりはパリンパリンになります。桜もつぼみが膨らんできたところ、お花見はしばらく先になりそうです。
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そんな私たちが住む蒜山は岡山県真庭市というところにあります。その真庭市では「地域おこし協力隊」を募集しています。

これは国の制度で、市の臨時職員として最大3年の給与をもらいながら、地域活性化につながる活動を通じて、移住してもらおうという制度です。

真庭市の制度は「隊員にどんな仕事をやってもらうか、具体的には決めていない」という、他の自治体にはあまりない特徴があります。

なんていい加減な。。。と思うかもしれませんが、逆にチャンス!

自然豊かな地方で○○なことをやってみたい。といった具体的なイメージのある方は、真庭市に逆提案して、真庭市が地域活性化に貢献できる!と判断したら、即採用!
最大3年間は安定的な給与と住居を提供してをもらいながら、自分のやりたいことができるのです。

しかーも、採用したら、適当な仕事を与えて、隊員ほったらかしの自治体も少なくないですが、真庭市は本気です。

今年4月から市役所内に「真庭市交流定住センター」という専任部隊を組織して、地域おこし協力隊を核に、都市部の方との交流や定住を強力にバックアップします。

農林業をやってみたい方などはもちろん

森のようちえんをやってみたい!

など、岡山県最大面積を誇る真庭市の豊かな山や森をフィールドにした活動などは特にいいんじゃないかと思います。
もちろん採用されるかどうかは、わかりませんが・・・。

私たち蒜山耕藝にも交流定住事業に関して、市役所から協力の要請がきております。微力ながら、できる限りの協力をしていくつもりです。

真庭市地域おこし協力隊募集要項
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ご興味のある方はぜひお問い合わせください。
真庭市、マジです。
今年は本当に面白くなりそうです。

桑原広樹
# by hiruzenkougei | 2014-04-14 23:06 | 蒜山の風景