むぎゆ、麦湯、ご存知ですか?
暑い夏の日にごくっと飲みたい「麦茶」のことです。
先日収穫した大麦。
桑さんが
ブログでも紹介してくれましたが、私たちはこの大麦で麦茶をつくりました。
さて、どうやって業者さんを探したらいいのだろう。
そんなときに相談に乗って下さったのが
COLTRADAの道子さんです。
自然栽培の素材を使った様々な加工品を企画製造販売されていた経験をお持ちで、蒜山耕藝にとって本当に頼りになるアドバイスをたくさん頂いています。
道子さんが紹介してくださったあるサイトを読み進めていると、とても気になる記述が。
「江戸時代の末期になると、麦茶は町人衆の気軽な飲み物、お茶代わりとして商品化されました。現在の喫茶店のような「麦湯店」なるものが出て、大いに繁盛していたようです。人々は縁台に座って麦茶を楽しみ、会話に花を咲かせたことでしょう。」
なんて素敵!麦湯店!
蒜山耕藝の麦湯をつくりたい!
そんな想いを胸に辿り着いたのが、倉敷にある中川食品さん。
私たちのようなとても少ない注文でも親切に対応してくださる業者さんに出会うことができました。
「浅煎り」の麦茶をつくりたいという注文にも細やかに対応して下さり、本当に感謝しております。
今、試作の麦茶を焙煎して頂いています。どんな仕上がりになるのか、うー、楽しみ!
試作の試作に伺ったときに「麦湯をつくりたいんです」というお話をすると…
見せてくれたのが1枚目の写真の銅板。「むぎゆ」の文字。
なんだか運命を感じてしまいました。
高谷絵里香