先日のことですが、肥料を施さず安全でおいしい果物・野菜作りの技術指導をされている
(株)グリーングラスの道法正徳さんが蒜山に来てくださいました。
道法さんと初めてお会いしたのはまだ私が千葉で研修している時でした。
まさか自分の圃場に来てもらえることになるなんて不思議な感じがします。
道法さんと言えば果樹の切り上げ剪定で有名ですが、その技術の根本にあるのが植物ホルモンの働きです。
植物ホルモンは果樹だけのものではないので、その原理をお米や野菜つくりにも応用されています。
さて、今回アドバイスして頂いたのはハウス栽培のトマトと露地栽培のナスです。
道法さんの講義は以前何度か受けていたので枝の仕立て方など見よう見まねでやってはいたのですが、、、
いろいろ修正すべき点がありました。
姫とうがらしで練習。
でも今回剪定や枝の仕立て方以上に、
光合成や呼吸、「水」の役割と利用方法、畝についての考えかたなど
とっても大切なことを気付かせてもらえました。
農業には多くの作業とそれに伴う技術があります。
気候のこと、土のこと、植物のことを深く考えず作業を進めていることが自分もまだまだ多く反省です。
改めて自分の人生のテーマである「つくる」ということの意味を考える良い機会となりましたが、その辺のことは状況報告も兼ねて後日書きたいと思います。
道法さん、本当にありがとうございました!!
明日も夜明けからトウモロコシの収穫です。
朝露で洋服がびしょ濡れになりますが、採ってすぐ食べるトウモロコシは本当に美味しいです!
ぜひ一度お試しを!と言いたいところですがこればっかりは難しいですね。
高谷裕治