今日は久しぶりに車で30分ほど離れた蒜山三山の麓にある畑に行って来ました。
この畑は2年連続で麦を作付けしています。
ちょうど1年前、九州の先輩自然栽培農家の川越さんと松本さんがこの畑に来てくれました。その時の麦の様子がこんな感じです。
ちょっと見にくいですが右側の畑の麦、ほとんど育っていません。
というか見えません。
近くでみると
ちんちくりんです。
この後も収穫できるほど育つことはできませんでした。
一度、麦よりも強い作物を植えてから麦を蒔きたかったのですが作業に追われ、結局そのまま麦を播種。
それで今はこうです。
右側の麦、まだまだ小さいですがが去年よりも明らかによくなっています。
今年は去年より雪解けが3〜4週間遅かったので条件的にはかなり厳しいはずです。
麦の種以外は何も入れておらず、草に育ててもらっている状況でもありません。
土の中で何が起きているか正直わかりませんが、養分補給はせずとも人が関わるだけでもこのように変化していく様子に自然の奥深さを感じます。
(個人的には関わる人の想念が大きく影響すると思うんですがどうでしょう?)
「やり続けていく」ということが大切。
そう教えられてるようです。
目先のことだけを考えていたらできないことですが、何年かしたら左側の畑よりも良い畑になるのではないかというイメージも沸いてきてしまうとやっぱりやめられません。
もしそうなったらすごく自信になりますね。
農業技術としてでなく、自分がこれから生きていく上で。
自然から学ぶってこういうことかもしれません。
10年後どうなっているか。
またまたワクワクしてきました。
野菜の苗の方も育ってきたので畑の定植マップをつくっています。
明後日までは朝の冷え込みが強そう(マイナス2℃!)ですが中旬あたりから徐々に定植に入ります。
もしかしたら今年は去年よりも少しだけ早めに食べ始まることができるかもです。
ちょっとというか、大いに期待しています。
高谷裕治